「0円キッチン」上映会に参加してきました!

みなみ
こんにちは!料理研究家の赤石美波です!

 

今日は、フードロスをテーマにした、

エンタメ・ロードムービー『0円キッチン』

の上映会へ行ってきました。

 

0円キッチンとは?


 

世界で生産される食料の1/3は、

食べられることなく廃棄されていると言われています。

 

その重さは、世界で毎年13億トン

 

「捨てられてしまう食材を救い出し、

美味しい料理に変身させよう!」と、

 

食材救出人(映画の主人公)ダーヴィトは考えます。

 

植物油で走れるように自ら改造した車に、

 

キッチンを取り付け、(ゴミ箱でキッチンを作ったそうで!!)

 

 

ヨーロッパ5カ国

オーストラリア、ドイツ、ベルギー、フランス、オランダ

の旅へ出発。

 

訪れた各地で食材の無駄をなくすべく、

 

廃棄食料を美味しく料理して、

 

街の人や子どもたちにふるまいます。

 

ユニークで楽しい取り組みをしている人々に出会いながら、

 

5カ国を旅する、楽しくもメッセージ性のある映画です。

 

ユナイテッド・ピープル」という映画配給会社が、

 

日本にこの映画を輸入してきたそうです。

 

映画を見た後は、トークライブとカレー作り


上映会の後にも内容盛りだくさんでした。

 

■タイムスケジュール
15:00 映画『0円キッチン』上映
16:30 規格外野菜でtiny peace kitchen定番の発酵カレー作り
17:00 トークライブ 〜フードロスを減らすために私たちが今日からできること〜
18:00 完成した発酵カレーを実食
19:00 閉会

 

映画の上映の後は、集まった人たちと、

楽しくおしゃべりしながら、

カレーに入れる野菜を切りました。

 

もちろん、野菜は、規格外野菜を使ったもの。

小松菜とにんじんを切りました。

 

トークライブ開始


野菜を切った後は、トークライブ!

 

ゲストがハイクラス

今日、トークライブに来ていたのはこの方々!

井出留美氏 食品ロス問題専門家
岩崎亘氏 EJ JUICE&SOUP代表
竹谷とし子氏 参議院議員/公認会計士

急遽登壇が決まったのは、

株式会社corot代表取締役の峯岸さん

 

「里山や地産地消など

自然に寄り添う事業を通じて時代の流れを作り、

関わる全てに良い影響を与える」

ことをミッションに、

 

宿泊施設、レストラン、直売所などを経営されているそうです。

 

埼玉県所沢市の地元農家さんと密なコミュニケーションを取り、

「畑に捨てるものをゼロにする」ことを目標に

様々な取り組みをされています。

 

 

トークイベントで印象に残った内容を、

箇条書きにしてみます。

 

・スーパーの商品棚には、

常にいっぱいに商品(野菜など)が

置かれていなければならない。

 

売り切れて棚が空になると、

メーカー側はスーパーに対して罰金を払わなければならない。

(これは知りませんでした。驚きです。

欠品=悪だという考えが感じ取れます。)

 

・コンビニでは、

1週間に5個以上売れない商品は棚に置かれなくなる。

(熾烈な競争なのですね…)

また、コンビニでは廃棄されるとわかっていても、

万が一、欠品してはならないので、

多めに仕入れて店頭に並べています。

 

廃棄される分が多いので、

スーパーよりも値段が高くなるそうです。

 

 

・メーカーは販売者(スーパー)に対して逆らえない。

そして販売者(スーパー)は、消費者に対して逆らえない。

消費者が賞味期限を気にして、賞味期限の近いものは買わないから、

まだ問題なく食べられるのに売れない商品が出る。

 

・昔は作り手と買い手の距離が近かったから、

ご近所で物々交換などして、

食材が「余る」ということはなかった。

 

 

私たち消費者は、何をすれば良いのか

 

・食べ物を「命」だと思って、大切に扱う。

 

賞味期限は思考停止ポイント。

そもそも賞味期限とはなんなのか、誰がどう決めたのか、

知らずに賞味期限にこだわっているのはなんだかおかしな話。

「賞味期限」について、消費者自身が正しい知識を知るべき。

 

・冷蔵庫の中身を1週間単位で使い切るよう心がける。

 

・遠い外国から輸入されたものではなく、

国産のものを買って、全部食べきる。

「使い切る」ことが大切。

 

・外国のものは安いけれど、

大量に農薬を使って育てられたものかもしれないし、

安い労働力を使って生産されたものかもしれない。

 

そして、

現地の国に住む人にも、

分けられるはずの食料かもしれない。

 

外国からわざわざ苦労して食べ物を輸入してきて、

ロスが出るというのは実にもったいないこと。

 

調理をしている作り手が近いと、

不思議と人は「食べ残さない」。

 

・各地の道の駅を利用する。

 

・むしろ、野菜を買わずに自分でタネを撒き、野菜を育ててみてほしい

(プランターなど)

 

1本大根を育てるのに3本の大根が必要なこと(間引きなど)、

全てが規格どおりに育たないこと、

そして規格外でも味になんの違いもないことがわかる。

 

・通販で国産野菜の宅配サービスを試してみてほしい。

 

トークはこんな感じの内容でした。

 

意外とおいしい鯖カレー


トークライブの後は、カレーの試食!

さっき切った小松菜とにんじんを加えて、

あらかじめスタッフの方々が仕込んでくれたカレーが完成!

 

カレーの具の中に、鯖が入っていましたが、

めちゃめちゃ合います!

 

カレーの包容力、素晴らしい。

 

昨日、スタッフの方々が、

カフェで鯖の味噌煮を作ったそうで、

その時に鯖がたくさん余ったそうです。

 

その鯖を、急遽カレーに入れることにしたそうです。

 

 

そしてデザートに、

りんごのコンポートつきでした。

甘くて美味しい!!!

 

隣の席の人と仲良くなったので、

一緒に食べました。

 

規格外野菜だからといって、

味が落ちることもなく

煮込んでしまえば形など全く気になりません。

 

 

規格外野菜が廃棄されてしまうのは、

実にもったいないことだと感じました。

 

普段、考えもしませんでしたが、

今回の上映会とトークライブに参加して、

「食品ロス」への意識が変わりました。

 

 

今回のゲスト「井出留美さん」の、

「賞味期限」についての本が会場で販売されていました。

 

 

購入したので、早速勉強しようと思います。

 

 

まずは、身近なところから。

自分にできるところから。

 

少し値段が高くても、

国産で、なるべく近くで生産されたものを選び、

「野菜をまるまる使い切る」

ことを意識して、日々の料理をしたいと思いました。