甘酒の凄いところを3つ挙げてみる〜甘酒初心者のためのわかりやすい甘酒解説〜

みなみ
こんにちは!料理研究家の赤石美波です!

初めての方は、こちらからどうぞ!^^

金融機関職員だった私が、なぜ3年で会社を辞めて栄養士になろうとしたのか

2017.03.01

 

 

発酵食品の一つ、甘酒。

 

「甘酒」と聞くと、

 

寒い冬に体を温めてくれる飲み物!

 

というイメージがありませんか?

 

冬の時期に、

保育園の「どんど焼き」で

大人たちが「甘酒美味しい〜!」と言って

美味しそうに飲んでいた場面を思い出します。

 

 

しかし、意外にも

 

甘酒は夏の季語になっているんです。

 

 

江戸時代、甘酒は、

暑さに負けないための滋養強壮ドリンクとして

飲まれていたようです。

 

驚きですね!

 

そして、甘酒は、2種類あるってご存知ですか?

 

甘酒は2種類ある

 

甘酒は、何からできているのでしょうか?

もととなる原料の違いで、2つに分けられます。

 

 

甘酒は、

 

酒粕(さけかす)から作られているものと、

米麹(こめこうじ)から作られているものがあります。

 

 

酒粕と、米麹って何でしょう?

 

酒粕は、簡単にいうと

文字通り、「酒を造る(絞る)ときに出たカス」のことです。

 

日本酒を造るときに

「もろみ」というものを絞るのですが、

 

絞ったものが日本酒であり、

残った絞りかす(固形物)が、酒粕と呼ばれます。

 

 

わかりやすく言うと、

 

例えば、お豆腐をキッチンペーパーに包んで

ぎゅーっと絞って、

出てきた液体が日本酒、

キッチンペーパーに残ったものが酒粕、というイメージです。

 

(あくまでたとえです^^)

 

酒粕は、酒の風味が残り、コクがあるため、

 

昔から、そのまま焼いて食べたり、

 

料理や漬物などに利用されてきました。

 

 

 

酒粕から作られた甘酒には、

砂糖が入っていることが多いです。

 

 

一方で、

米麹から作られた甘酒は、

砂糖が入っていません

 

それなのに、どうして甘いのでしょうか?

 

砂糖が入っていないのに・・・。

なぜ???

 

 

 

 

米麹は、発酵によって、

「でんぷん」が細かくなり、

「ブドウ糖」という甘い糖に分解されます。

 

米に含まれている「でんぷん」は、

細かく分解されることで甘く変化します。

 

米麹から作られる甘酒は、原料が米なので、

発酵の過程で甘くなります。

 

 

酒粕から作られる甘酒が

アルコールを含むのに対して、

(日本酒の原料の絞りかす=酒粕ですから、

当然、アルコールを含みますね^^)

 

 

米麹から作られる甘酒は、

アルコールを含まないので、

 

お酒が苦手な人や、小さな子供でも飲むことができます。

 

 

 

米麹でつくる甘酒栄養価は、

酒粕でつくる甘酒の何十倍もある言われます。

 

 

私は普段、甘酒を買うときは、

米麹から作られたものを選ぶようにしています。

 

 

 

甘酒が「飲む点滴」と呼ばれる理由

 

甘酒には、

ビタミンB1

ビタミンB2

ビタミンB6

葉酸

オリゴ糖

食物繊維

アミノ酸(システイン・グルタミン酸・アルギニン)

コウジ酸

ブドウ糖

 

これだけの成分が含まれています。

すごい数ですね!!

 

体内で合成することのできない必須アミノ酸

すべて含んでいます。

 

必須アミノ酸は、

 

人間が自分の体の中で作り出すことができないため、

食品から摂る必要があります。

 

実は、

先ほど挙げたこれらの栄養成分は、

 

栄養補給のための

点滴」に含まれる成分とほぼ同じなのです。

 

そのために、「飲む点滴」と呼ばれるんですね。

 

 

甘酒の凄いところ3つ

 

1、腸内環境を整える

 

甘酒には、オリゴ糖と食物繊維が含まれます。

これらは、便秘の解消に効果です。

 

*オリゴ糖*

オリゴ糖は、腸内にいる「善玉菌」のエサ となるので、

オリゴ糖をとることで

大腸が元気になります。

 

 

*食物繊維*

一方、食物繊維は、

腸内に溜まった、

いらなくなった老廃物を掃除してくれます。

 

 

このダブルの効果で、

腸内環境が良い状態になります。

 

 

2、美容に良い

 

甘酒に含まれる

ビタミンB群とコウジ酸には、

美肌効果があります。

 

また、ビタミンB群は、

美肌効果に加え、

脂肪を燃やすはたらきも持っています。

 

肌も綺麗になって、

脂肪も燃やす!

 

嬉しいことばかりですね^^

 

 

飲み過ぎには注意

 

では、

たくさん甘酒を飲んでもいいのでしょうか?

 

答えはNGです。

 

何事もそうですが、やりすぎ注意です^^

 

一日に飲む量は、

200mlが目安。

 

 

一度に大量摂取すると、

血糖値が急に上がります。

 

1回につき、お猪口一杯がおすすめです。

 

 

甘酒は、

ごはんを食べた後に飲むと、消化を助けてくれ、

 

お酒を飲む前に飲むことで、

悪酔いをしないと言われています。

 

 

 

(江戸時代、お酒を飲む前に甘酒を飲むのは、

武士のたしなみだったとか。)

 

 

 

食欲がなくて

朝ごはんを食べられない時に、

 

 

お猪口一杯の甘酒を飲むのもおすすめです。

 

 

甘酒に含まれているブドウ糖は、

脳の唯一のエネルギー源。

 

 

甘酒を飲むことで、

脳が動き出します。

 

 

3、風邪気味の時にもおすすめ

 

本来は、食品中の栄養素は、

体に入ってから

「消化酵素」によって分解され、吸収されます。

 

ところが甘酒は、

体に入る前に、すでに分解されているので、

「消化吸収の効率が良い」と言われます。

 

つまり、

素早く体に必要な栄養素を補給することができるのです。

 

 

 

また、甘酒には、

米と麹が発酵する過程で作り出される

ビタミン類も入っているため、

 

普通のおかゆを食べた上に、

さらに付加価値も得られるという感じです。

 

 

おかゆ食べるより、

甘酒を飲んだ方が良い気がしてきました^^

 

 

発酵食品のすごさを感じます。

生命の神秘。

 

 

風邪で食欲がない時にも、甘酒はおすすめです。

 

 

 

毎日コツコツと継続して取り入れましょう

 

一度飲んだからといって、

急に効果が出るわけではありません。

 

普段からコツコツと、取り入れていくことが大切です。

甘酒は、砂糖の代わりに

卵焼きに入れたり、

和え物に使ったりしても美味しいです。

 

水分が多いので、仕上がりが少し水っぽくなりますが、

やさしい甘みでおいしく食べられます。

 

甘酒を使ったお菓子を作ってみた

 

1、甘酒きなこもち

 

市販の甘酒を買って、きなこもちを作りました。

 

 

 

鍋に、甘酒1本と片栗粉大さじ2を入れて、

弱火でかき混ぜます。

 

絶えずかき混ぜていると、もちのようになってくるので、

バットに移し替えて、冷蔵庫で冷やします。

 

冷やすと固まるので、

食べやすい大きさに切って、きな粉をかけ、

黒蜜をかけていただきます^^

 

一人分で、178キロカロリーです。

コンビニのドーナツを食べるよりは、ヘルシーですね^^

 

味もさっぱりしていて、

おいしかったです( ´ ▽ ` )

 

簡単にできるので、ハマりそう^^

 

 

2、甘酒の蒸しパン

 

ふるった薄力粉とベーキングパウダーに、

甘酒を入れて混ぜます。

 

そのあと、

鍋か蒸し器で蒸します。

 

 

甘納豆を上にトッピングすると、

見た目が可愛いです。

 

私は、底から

生地→甘納豆→生地→甘納豆

としています。

 

鍋で蒸す場合

 

まず、クッキー型を三角形において、

水を張ります。

 

その上からステンレスの落し蓋をするだけで、

 

簡易蒸し器の出来上がりです🥘

 

 

蒸しているときは、

こんな風にして

鍋の蓋を布巾で包みます。

 

こうすることで、

鍋の裏側についた水滴が、

蒸しパンに落ちるのを防ぐことができます。

 

 

ふっくら仕上げるには、途中で蓋を開けないことです^^

 

開けたくなりますが・・・(笑)

我慢!

 

 

 

強めの中火で15〜20分蒸して完成です。

 

とても簡単( ´ ▽ ` )

味も、やさしい甘みでおいしいです。

 

学校のクラスメイトに持っていったら、

「おいしい!!」と喜んでもらえました^^

 

(最近、学校によくお菓子を持っていくので

喜ばれます^^)

 

 

 

3、甘酒ティラミス

 

ティラミスには、普通、マスカルポーネチーズを使いますね。

 

ところが、このティラミスは

マスカルポーネ不使用。

 

クリームチーズに甘酒を加えると、

風味やコクが加わり、

本物に近づいた感じがします。

 

フィンガービスケットが売っていなかったので、

市販のカステラを

一段めと二段目に敷き詰めました。

 

冷蔵庫でよく冷やして食べたら、

おいしかったです!

 

個人的には、

やはり本物のティラミスには叶いませんが、

 

 

これはこれで、

さっぱりした後味でおいしくいただけます。

 

レシピは、この本に載っていたものを参考にしました。

 

 

いかがでしたか?

 

普段の生活に、

ぜひ甘酒を取り入れてみてくださいね^^

 

 

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