料理をすることに疲れてしまったら読みたい【いのち愛しむ、人生キッチン】

ミーナ
こんにちは!本屋に行くと必ずレシピ本を見るミーナです!

 

最近、書いました。料理の本!

 

今回書評に書いた本は、

 

いのち愛しむ、人生キッチン 92歳の現役料理家・タミ先生のみつけた幸福術(桧山タミ著・文藝春秋)という本です。

私がよく買うのはレシピの本ですが、これは料理のことや生き方人間関係をうまく運ぶ心がけなんかについて書かれた本。

 

ちょっと立ち読みしたら、グッとくる言葉が多かったので買いました。

 

読み終わって、いや本当にもう心が洗われたような気分!!!

 

 

この人の料理教室に行きたくなりました。料理というか、料理もそうだけど生活者としての知恵や心がけを学びにね。

 

料理する人にも、普段あまり料理しない人にも読んでほしい、一冊です。

 

 

やっぱり食べ物と体は繋がっているんだと思った


 

本を書いた桧山タミさんは、92歳でも料理教室を続けている!!

 

きっと本当に楽しくてやっているんでしょう。92歳のおばあちゃんになっても現役で料理教室やってるなんて、そうそう聞かないです。

 

タミ先生に起きた事件

そんなタミ先生は、「何歳になっても土鍋を持ってしっかり立てるように」と、70代からマンションの階段を昇り降りしていたそうです。

 

でもこれ、コンクリートの地面。タミ先生はこれでかえって足を痛めてしまいました。

 

杖をつく生活になり、周りからも「もう動けなくなるんじゃないか」と心配されたそうです。

 

 

でもここからがタミ先生の本領発揮!!

 

でもね、わたしは「絶対自分で治そう!」と決めていましたよ。

自分の不始末でこうなってしまったことだから、自分で治さないと、神さまに申しわけが立たないでしょう。(p.32)

 

食べ物でからだの不具合を治す

 

そこでタミ先生が考えたのが、手作りの治療食として、ある料理を考えます。

 

その名も「豚足煮」

 

 

豚足のゼラチンは、質の良い筋肉をつくる重要な栄養素をたっぷり含んでいるんです。

 

この豚足のゼラチンをとるために「豚足煮」(鍋で豚足をグツグツ煮込む)をつくって、これを毎食のおかずに混ぜて食べる。

ゼラチンゼリーなら味噌汁や鍋、煮もの、どんなメニューでも加えやすいの。栄養があるだけでなく、とてもおいしいんです。(p.32)

 

これを2〜3年食べ続けて、ついに日常生活では杖がいらなくなったそうで。

 

 

2年も3年も続けるところがすごいですよね・・・!

 

継続は力なりってやつですね。

人の筋肉は80歳からでも強くなる。食べることで、からだは再生できるんですよ。(p.32)

 

なぜ豚足を食べるといいの?

 

豚足のゼラチンには良質の筋肉をつくるのに重要なアミノ酸であるロイシンとアルギニンが豊富に含まれているそうです。

 

これを、あらゆる料理に入れて食べる。

 

たった2〜3回じゃなくて、2〜3年食べ続ける。

 

すごい気合いだ。本当にすごい気合い。

 

「ゼッッッッタイに自分で治す!!」っていう気概が伝わってきます。

 

そして、食べ物と身体が深く結びついているんだな〜と改めて感じるエピソードです。

 

毎日のごはんは、簡単でいい


「そんなにごちそうばっかりつくらんでよかよ」とわたしはいつも生徒さんたちに言ってます。

外食のように毎日手を替え品を替え凝った料理を作り、家族の舌を驚かせるようなごちそうは要りません。

主食のごはんと汁もの、それに旬のおかずが1皿か2皿あればいいじゃない。(p.115)

 

なんかどこかで聞いたことある言葉・・・!

 

と思ったら、土井善晴先生のめちゃめちゃ売れてる本、一汁一菜でよいという提案に書いてある内容でした。

 

 

私もインスタグラム好きだから、ついインスタ映えを狙って頑張っちゃいますが、

 

それは年に数回来る、ハレの日の時でいい。

 

普段の食事は、ご飯、お味噌汁、おかずが用意できないなら、お味噌汁を具沢山にしてもいいんですよね。そうそう。ほんとそう。

 

タミ先生に言われるとなんだかホッとします。

 

こういうおばあちゃんになりたいと思った


 

タミ先生(本の著者)は、料理の先生だけど毎朝新聞2紙に目を通すそうです。

 

日経新聞と、地元の新聞。

 

ある日、保温鍋を発明した大学の博士の記事を見て、タミ先生は「これは素晴らしい!!」と感激し、実際にその博士の研究室まで訪ねて行ったこともあるそうです。

 

からだは年齢相応に弱ってきますが、好奇心は老いるものじゃありません。

世間の型に自分をあてはめなくていいの(p.45)

 

いや本当にそうですよね。いつもワクワクすることをしているってことが、いつまでも若くいるための秘訣なのかな。まだ26だから想像でしかないけども。

 

「世間の型に自分をあてはめなくていい」って言葉が刺さりました。いい意味で。

 

人間は一人一人違うんだから。60歳過ぎたらこんなふうとか、90歳になったらこれは出来ないとか、世間の枠にとらわれていたらおもしろいことなんて起きません。何歳になっても自分の感覚とからだを使えるだけ使わんと。(p.44)

 

 

断捨離に対する考えがちょっと変わった


最近は断捨離流行りですか?捨ててしまっても新しいものがあるからいいと言う人もいますね。

でも何でもかんでも捨てて、また新しいものを手に入れているって、そんなこと繰り返していたら日本人はいずれ困りますよ。先の世はわからないでしょう。(p.35)

 

タミ先生って、ほんとにものを大切にする。

 

例えば・・・

 

・空き瓶→熱湯消毒して保存瓶に

・いらない布きれ→小さく切ってキッチンペーパー代わりに

・豆腐ケース→調理のゴミ入れに

・プラスチック容器→綺麗に洗って持ち帰りのおかず入れに

・チラシ→油掃除に

・箱→小さく切ってメモや保存品の名札に

・包装紙やリボン→おすそ分けやプレゼントの時に

 

 

卵の殻も細かく砕いて、鍋や水アカの掃除に使ったり、植木の肥やしにしたりするそうです。

 

ミーナ
卵の殻ってそんなふうに使ったことありませんでした。全部普通に捨ててた・・・。

 

 

次に卵を使ったら、それでシンクを掃除しようかな。

 

ちょっと拭くくらいなら、すぐに実践できそうな気がしてきました。

 

人生の悩みに対する「答え」が泣ける


 

123ページからは、「キッチンの人生相談室」といって、講演会などでタミ先生が答えた、質問に対する答えが書かれています。

 

 

この答える内容が素晴らしすぎる。

 

 

➖仕事で失敗したのか、夫が落ち込んで疲れ切っています。どうサポートしたらいいでしょうか。

➖子供の反抗期に手を焼いています。「早く起きなさい」「勉強しなさい」「片付けなさい」と怒ってばかり。自分でもイヤになります。

➖家庭のしつけとして、母親が教えておくべきことはなんでしょうか?

 

 

答えは123ページから先に書いてありますよ(^^)

 

人生経験が豊かなタミ先生の口から出る言葉は、揺るがない強さと優しさが一緒にそこに居て、私たちに勇気を与えてくれる言葉です。

 

この本を読んでほしい人


  • 料理をすることが疲れたなあ〜と感じている人
  • 料理が好きな人
  • 日々の生活をもう一度見つめ直してみたい人

 

 

読み物としてもおもしろいです。

 

なんというか、日々忘れそうになる、大切なことに気づいて気持ちがあったかくなる。

 

 

最後にタミ先生とっておきのレシピや料理の綺麗な写真が載っているので、私はこれを見て何か作ってみようと思いました。