今回は、そんな疑問に答えます。
半熟とろとろの味玉を作る方法を研究したので、ぜひチェックしてみてください。
味玉って、作り置きしておくとすごく便利ですよね。
ご飯のおかずにもなるし、煮物にトッピングしたり、ラーメンにトッピングしたり。おやつに味玉を食べたことがありますが、おやつにもいいなと思いました。
ぜひ、ここで半熟味玉の作り方をマスターしていってください。
半熟味玉のレシピ
【材料】(2人分)
- 卵 2個
- みりん 大さじ2
- しょうゆ 大さじ2
- かつお昆布だし(または水) 大さじ2
【作り方】
(1) 鍋に卵がかぶるくらいの水を入れる。
沸騰したら卵を入れ、8分茹でて水にとり、冷めたら殻をむく。
(小さな沸騰を保った状態で8分。
吹きこぼれそうなら、火を少し弱くして調整。)
●卵の殻を綺麗にむくコツ●
鍋のお湯を捨てるときに、卵どうしを軽くぶつけて細かいヒビをたくさん入れておきます。
この状態で冷まして皮をむくと綺麗にむけます。
(2) 調味料(みりん・しょうゆ・砂糖・だしまたは水を混ぜた液体)に漬けて完成。
一晩おいた方が味も色もよくしみておいしいです。
卵を食べると鉄分がとれる
鉄の吸収率ってものすごく低くて、動物性食品(肉、魚、卵など)に含まれる鉄は23%、植物性食品(青菜、大豆など)に含まれる非ヘム鉄は5%。こうやって見ても、鉄をとる目的で食品を選ぶなら、植物性よりも吸収率が約4倍多い動物性の食品を食べた方が効率的だということがわかる。レバー食べよう。
卵は普段不足しがちな栄養素である「鉄」も補給することができます。
普段の生活で、積極的に食べるようにすると良いですね!
↓ここからは、このレシピにたどりつくまでの話です。
時間のある方はどうぞ!
半熟味玉の作り方を研究しました
沸騰してから4分、6分、8分、
この3パターンで実験してみました。
沸騰してから4分茹でた結果
まずは卵を用意。
研究のためたくさん買ってきました。
サイズはMを使いました。
まずは、
「冷蔵庫から出したての卵」を「熱湯から入れて4分」ゆでます。
ゆで卵を思い通りの加減に茹でるなら、条件を常に同じにすることが必要です。
水から卵を入れて茹でると、水の量や、鍋の大きさによって、沸騰するまでの時間がそれぞれ異なります。
「冷蔵庫から出して常温においてから茹でる」と言っても、常温も、夏と冬とでは違いますよね。
だから、「冷蔵庫から出したての卵」を「熱湯から入れて」茹でるということをします。
こうすれば、あとは茹でる時間を変えるだけで、思い通りの加減に作ることができますね。
まず、鍋にお湯を沸かし、沸騰したら卵を入れます。
手で入れると、鍋の底に強く当たって卵が割れるので、柳 宗理 レードル (おたま)M 日本製” rel=”noopener noreferrer”>おたまを使って入れるといいですよ!
タイマー4分セット。スタートです。
4分たったら、おたまで卵を引きあげて、水にとって急冷します。
5分くらい冷やしたら、水の中で殻をむきます。
流水でむいてもいいですが、水道料金の節約のために水の中でむきます。
結局、あまりにやわらかすぎたため殻は最後までむけずに、容器に卵を割り入れました。
(スプーンですくって食べてもいいかもですね)
こんな感じです!
うーん、なんだか失敗した温泉たまごみたいです。。。
ここで思いついたのが・・・
「卵かけご飯」!!
準備万端!
おしょうゆをたらしていただきます。おいしいですが、ゆで卵としては失敗!
熱湯から入れて8分茹でたら成功
さっきは4分で半熟どころかぐちゃぐちゃだったので、6分で試しました。
それでもまだ柔らかすぎるので、次は8分で試してみました。
手順はレシピと同じ。
タイマー8分スタート!
8分後、卵を水に取ります。
5分くらいしたら、水中で殻をむきます。
最後まで殻がむけました。
液体の中に浸し、
キッチンペーパーを上からかぶせます。
こうすることで、卵全体が浸かっていなくても
全体に調味料が行き渡ります。
「落し蓋」みたいな感じです。
少ない調味料でも、全体に味を行き渡らせることができます。
1枚のキッチンペーパーを、1/4枚になるよう切って使いました。
さて一晩経ちました。冷蔵庫から出してみると・・・
こんな感じです。半熟を期待して切りました。
おおー!!見事に半熟!!
黄身がとろ〜っとしてます。
大成功です!
味玉に使う調味料は、しょうゆとみりん。調味料がおいしいと、味玉もやっぱりおいしく漬かります。
しょうゆは、いつも井上醤油店のおしょうゆを愛用しています。
みりんはこれを愛用。料理の味がグッと引き立ちます。
保存にはジッパー付き袋も便利
同じようにゆでた卵を、ジッパー付きの袋に入れてみました。
ひとばん寝かせて朝見てみると・・・
ちゃんと色が変わってます!
保存するときに、こんな感じでジッパー付きの袋に入れても良さそうです。
(袋に入れてからタッパーに入れれば、液が漏れる心配もなし!)
冷蔵庫から出したての卵を、熱湯から入れて8分間茹でてから、水にとって急冷。
これでうまく半熟卵ができます。
味付けは「しょうゆ:みりん=1:1」。
ここに、お好みの濃さになるまで水かだしを入れて薄めます。砂糖は入れても入れなくても大丈夫です。
今回は、卵2個に対し、しょうゆ、みりん、だし(水でもOK)を大さじ2ずつ入れました。
お好みで、自由に変えてみてください。
半熟味玉レシピまとめ
【材料】(2人分)
- 卵 2個
- 水 たっぷり(卵をゆでる用)
- みりん 大さじ2
- しょうゆ 大さじ2
- かつお昆布だし(または水) 大さじ2
【作り方】
(1) 鍋に卵がかぶるくらいの水を入れる。
沸騰したら卵を入れ、8分茹でて水にとり、冷めたら殻をむく。
(小さな沸騰を保った状態で8分。
吹きこぼれそうなら、火を少し弱くして調整。)
(2) 調味料(みりん・しょうゆ・砂糖・だしまたは水を混ぜた液体)に漬けて完成。
ひと晩おいた方が、味も色もよくしみます。
いかがでしたか?
半熟でおいしい味玉、ぜひ作ってみてください。
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