食品添加物の勉強におすすめ『食品の裏側』を読んだ感想

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こんにちは!栄養士のminaです!

 

食品添加物の勉強をしようと思っていたら、知り合いが「食品添加物なら、「食品の裏側」っていう本を読むといいよ!」とすすめてくれました。

 

聞いたことのある本で、その人からのすすめだったので私はすぐに買いました。

 

 

食品添加物の勉強におすすめ『食品の裏側』を読んだ感想

『食品の裏側』著者プロフィール

安部 司(あべ つかさ)さん

1951年福岡県生まれ。山口大学文理学部化学科卒添加物商社勤務後、無添加食品・自然海塩の開発・推進に携わり、現在に至る。

有機農業JAS判定員。水質第1種公害防止管理者。

 

ためしに「安部司」で検索して見たら、業界でかなりの有名人のようです。

 

 

さて、ここから本の内容を紹介していきます。

 

「食品添加物の裏側」を読んだ感想

序章:「食品添加物の神様」と言われるまで

 

著者の安部司さんは、もともと食品添加物を専門に扱う会社にいたそうです。

 

すごく勉強熱心で努力家な印象。

人からも慕われて、社内での営業成績は常にトップだったようです。

 

 

仕事で多忙な安部さんは、ある日娘の誕生日に家に早く帰ります。

そこで用意されていたのが、ミートボール。

「このミートボール、安いし、○○(娘の名前)が好きだからよく買うのよ。これを出すと子供たち、取り合いになるのよ」

見れば娘も息子たちも、実に美味しそうにそのミートボールを頬張っています。

「ちょ、ちょ、ちょっと、待て待て!」

私は慌ててミートボールの皿を両手で覆いました。(p.36)

 

娘さんの誕生日の食卓に出ていたミートボール。

それは、自分が開発に携わった、添加物まみれのミートボールだったそうです。

 

安部さんは、消費者のために添加物を使った商品をたくさん開発してきましたが、

自分自身も、家族も、一消費者であることに気づいたのです。

 

 

安部さんは、食品添加物のプロ。

その人並み外れた知識と経験を別の形で活かそうと、会社を辞めます。

 

 

第1章:食品添加物が大量に使われている加工食品

 

ここでハッとしたのが、「素朴な疑問」を持つことが全ての始まり、というところ。

 

あまりに安すぎる商品に、「なぜ、こんなに安いのだろう」と、安さの理由を考えること。

そう思って、商品の原材料のラベルを見ることが、食品添加物に向き合う第一歩。

 

 

特売の商品があるとつい、「安い!」「お得だ!」と思って買ってしまいがちですよね。

 

でも原材料を見てみると、聞いてもよくわからない、カタカナ言葉の羅列。

安いなりの背景があるはずです。

 

 

食品添加物に関しては、「別に害はない」「害がある」と、両派の意見があって賛否両論ですが、

 

 

私は単純に、

「気持ち悪いな、なんとなく口に入れたくないな」と思います。

この本を読んで、一層その思いが強くなりました。

 

 

第2章:食卓の調味料が「ニセモノ」にすりかわっている!?

 

人気主婦雑誌では、いかに食品を安く購入するかの知恵や小技がこまごまと紹介されています。

「醤油138円、砂糖98円」などと底値表まで紹介されており、いかに安く買うかという記事ばかりが目につきます。

「安く買うこと=賢い主婦」

そう言わんばかりです。(p.101)

 

私も今学生でお金のやりくりには苦労していますが、

食べ物を選ぶときは値段だけで判断しないようにしています。

 

 

値段は安い方が確かにいいですが、

値段だけで判断せず、本物を見極められる消費者でありたいな、と私は思います。

 

 

買い物をするときも、

一回一回の選択が未来の健康への投資と思って、

食材や調味料を選ぶ方がいいんじゃないかな・・・?と、この本を読んで思いました。

 

 

自分の健康に対してもだけど、

食材に対する敬意というか、意識というか、

大切なものを忘れたくないな、と思います。

 

第3章:私たちに見えない、知りようのない食品添加物がこんなにある

 

化学記号のカタカナが4〜5種類もずらずら並んでいたのでは「添加物を大量に使っている」という悪印象を持たれてしまいますが、

一括表示なら「pH調整剤」とだけかけばいい。少なく見せかけられます。(p.112)

 

食品添加物の表示には「一括表示」というものがあって、

何種類かの添加物を使っていても、同じ目的のために使われるのであれば、まとめて表記していいというルールになっています。

 

「香料」と書いてある裏側には、実は何種類もの食品添加物が使われているのかも。

 

そしてそれを、ラベルを見ただけでは知ることはできないようです。

 

 

第4章:今日あなたが口にした食品添加物

 

ここでは、「コンビニ大好き 独身サラリーマンN君の一日」というタイトルで、

ほとんどの食事をコンビニやスーパーで調達しているN君が、一日に食べた食品添加物について書かれています。

 

このN君が食品添加物を大量摂取していることはなんとなく想像できるのですが、

 

意外だったのが、「コンビニは体に悪いから」と言ってコンビニを利用しない主婦の例の話。

 

主婦F子さんは、だし入り味噌や、明太子、かまぼこ、デパ地下で買った太巻き寿司、市販の固形カレールウ、市販のドレッシングを使っています。

 

 

手作りを心がけていたとしても、加工食品に頼っている限り

添加物の量で比べたらコンビニ生活とほとんど同じ。

 

 

忙しい時は仕方がないけれど、できるだけ加工食品は使いたくないな、と思いました。

 

 

 

第5章:食品添加物で子供たちの舌が壊れていく!

 

もうお分かりかと思いますが、うまみのベースはみな同じなのです。

「塩」「化学調味料」「たんぱく加水分解物」

この3つがうまみのベースです。

あとは風味漬けのエキスや香料を加えるだけで、変幻自在にどのような味もつくり出せるのです。(p.154)

 

こんな風にして作られた食べ物はなんだか不自然な感じで、工業製品のようだな、と思いました。。

 

第6章:未来をどう生きるか

 

安易に加工食品に頼ってしまうことの危険性は、味覚の問題だけではありません。

加工食品は子どもたちに、「食とはこんなに簡単に手に入るものだ」と思わせてしまう。それを教えてしまう。

それが一番怖いのです。(p.207)

 

手作りしたら時間や手間がかかるけど、加工食品なら時間も手間もかかりません。

もちろん、忙しい時は仕方がない。

 

 

でもそれを日常の食事にしたらよくないな、と思います。

 

 

特に子どもには、手作りは手間がかかるんだということを伝えたいですね。

 

 

お母さんが頑張って作っている姿を見ていれば、自然と食べ物に対する感謝の気持ちがわいてくるような気がします。

 

 

食事を手作りすると言っても、別に難しいことを言っているのではありません。

味噌を手作りしなさいとか、自宅でかまぼこを作りなさい、とかそういうことではない。

普通にご飯と味噌汁があるような、一般的な日本の和食でいいのです。(p.215)

 

これね!これ!

ここは特に共感しました。

最近はパン食が増えているみたいですが、やっぱりご飯と味噌汁は必ずあるような、そんな食卓がいいなあって思います。

 

 

 

この本を読んで、食品添加物の光と陰の部分を知ることができました。

 

「知って」選ぶのと、「何も知らずに」選ぶのは、全く別物なんだなあと思いました。

 

食べ物に対するありがたみとか、食育について深く考えさせられた本です。

 

 

気になるかたは、ぜひ読んでみてくださいね。

 

続編も出たみたいです。これも買ったので、読んでいるところです。

 

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