こんにちは。minaです。
今日は、最近よく人から聞かれる「ニキビをなくす方法」について考えてみたいと思います。
目次
思春期のニキビと大人のニキビの違い

思春期のニキビはしっかり洗顔をすればある程度は対策できるかもしれませんが、大人のニキビはもっと複雑。
大人ニキビの場合、清潔にしようとゴシゴシ洗ったりすると、かえって肌を傷つけて悪化させることもあります。
大人のニキビの原因として考えられること
- 不規則な生活やストレス
- 食生活の乱れ
- ホルモンバランスの乱れ
- 化粧品
肌の古い角質層が、新しいものと入れ替わること(ターンオーバー)がうまくいかなくなり、その結果、古い角質層が毛穴をふさいでしまうため、ニキビができるのです。
肌での「古いものと新しいものの交換」がうまくいかなくなっているということ。
食事でニキビを治す方法
私は栄養士専門学校でせっかく栄養学の勉強をしているので、食事での治し方を書きますね。
ざっくり言うと、食事でのポイントは「肌の再生力を高め」「皮膚の粘膜を守る」ことです。
私もニキビができる時期がありますが、こういう時はたいてい、油っぽいものを食べすぎたり、野菜を食べていない時。
私自身は、自炊をして野菜をたっぷりとったり、和食中心のメニューにするとニキビが消えていった経験があるな〜!
食生活は大きく関わっているといえそうです。

大人のニキビを治すのに効果的な栄養素
ビタミンA
多く含まれる食品→レバー、うなぎ、モロヘイヤ、にんじん、ほうれん草
皮膚や粘膜、眼の角膜などの新陳代謝を活発にします。
ビタミンB2
多く含まれる食品→レバー、うなぎ、納豆、プロセスチーズなど
脂質の分解を助け、髪や肌を健康に保ちます。ニキビを防ぐだけでなく、口内炎の予防にも効果的。
ビタミンE
多く含まれる食品→アーモンド(ナッツ類)、かぼちゃ、モロヘイヤなど
血行を良くしたり、代謝を促します。
ビタミンB12
多く含まれる食品→レバーや魚介類など
葉酸と共に細胞の代謝を促し、肌の再生力を高めてくれます。
葉酸
多く含まれる食品→ほうれん草、ブロッコリーなど
細胞の新陳代謝や発育を促します。
タンパク質
ニキビの原因となる皮脂の分泌を増やさないようにするには、牛肉や豚肉よりも鶏肉や魚、大豆製品(豆腐、納豆など)を食べましょう。
そのほか注意すること
洋食よりも、低カロリーで脂肪分の少ない和食が良さそうです。(大戸屋の魚定食とか)
私は、「ごはん」「味噌汁」「煮物」「おひたし」「酢の物」など、簡単にできる和食中心のメニューを普段から自炊しています。
和風な家庭料理を食べていると、本当に肌の調子もいいんだ!
あとは、ニキビの原因となる「皮脂」の主成分の一つである「トリグリセリド」を増やさないために、
動物性脂肪(バター、チーズ、脂身の多い肉など)や糖質(ごはん・麺・いもなど)のとりすぎに気をつけたほうが良さそうです。
「食べるな」と言っているのではなく、「食べ過ぎ」に注意ということです。
何事も、過ぎたるは及ばざるが如し。
今すぐにできそうなこと

- 味噌汁に野菜をたっぷり入れて具沢山にする。(せっかくお味噌汁作ってるのに具が少ないともったいないです)
- 外食をする時は「ラーメンだけ」「牛丼だけ」「カレーだけ」ではなく、プラス野菜の取れる小鉢をつける。
- 肉ばかりでなく、魚介も食べる。
- 揚げ物ばかりのお弁当ではなく、いろんな食材が入っているお弁当を選ぶ。選ぶとしても野菜のおかずも一緒に買う。
- なるべく自炊する(ご飯とお味噌汁くらいは!)
- いろいろな色の野菜を食べる
まとめ
ニキビを治すために必要な栄養素をずらずらと並べて書きましたが、つまるところ、「いろいろな種類の食材を、バランスよく食べる」ことが大切。
野菜も、信号の色の野菜(赤、黄色、緑)をバランスよく、と覚えておけば大丈夫。
「炭水化物ばかり」「脂っこいものばかり」「肉ばかり」、もちろん「野菜ばかり」でもだめ。
何かに偏らず、いろ〜んな種類の食材をバランスよく食べましょう。
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