
食育インストラクターの資格を取ろうと思っているものの、
実際に受講した人の口コミや感想がわからないと、受講を迷ってしまいますよね。
そこで今回は、この3点を記事で紹介します。
- 「食育インストラクター」の資格とは?試験内容や勉強方法
- 「食育インストラクター」と「食育アドバイザー」の違い
- 「食育インストラクター」を実際に受講した人の感想や口コミ
一つでも知りたい内容があれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
目次
【試験内容や難易度は?】食育インストラクターの資格とは
食育インストラクターは、NPO日本食育インストラクター協会が主催する民間の資格です。
資格自体は、プライマリー>4級>3級>2級>1級の順で、資格が分かれています。

※食育インストラクターの公式サイトより引用させていただきました

「食育インストラクター」の試験概要を、表にまとめました。
↓表は横にスクロールできます。
資格名 | 食育インストラクター |
---|---|
資格認定元 | NPO日本食育インストラクター協会 |
階級 | プライマリー>4級>3級>2級>1級 |
受験資格 | プライマリーは特になし
【4級】 【3級】 【2級】 【1級】 |
受験日程 | 【プライマリー】 試験なし(最終課題の提出が試験の代わり) ※4級から上の資格は公式サイト参照 >>公式サイト |
受験会場 | 【プライマリー】 在宅(通信教育で最終課題を提出)【1,2,3,4級】 協会指定の会場で受験 |
試験内容・ 合格基準 |
【プライマリー】 試験なし【4級】 ・範囲:食育調理技術の基礎 ・試験内容:(推進校通学者)食育筆記試験 ・試験内容:調理実技試験(80点以上で合格)、 食育筆記試験(60点以上で合格)【3級】 試験内容:調理実技筆記試験(80点以上で合格)、 食育筆記試験(60点以上で合格)【2級】 試験内容:調理実技筆記試験(80点以上で合格)、 食育筆記試験(60点以上で合格)【1級】 試験内容:食育筆記試験(70点以上で合格) |
出題形式 | 最終課題の提出が受験の代わり ※プライマリーの場合 |
受験料 | 【4級】: (推進校通学者)食育筆記試験 ¥2,100 (通学者以外)食育筆記¥5,250、実技筆記¥5,250【3級】:筆記試験・食育筆記・実技筆記 各¥5,250【2級】:食育筆記・実技筆記 各¥5,250【1級】:食育筆記¥10,500 ※各種受講料や申請料が別途必要。 |
級 | 1,2,3,4級・プライマリー ※がくぶんの講座は「プライマリー」に該当 |
合格率 | 非公開 |
※試験概要は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
食育インストラクターの資格試験は、1,2,3,4級とプライマリーに分かれています。
まずはプライマリーを取得してみて、徐々に次の級を目指していくかたが多いです。

がくぶんで受講できるのは「プライマリー」の講座で受験自体がなく、最終課題を提出し合格することで、「食育インストラクター プライマリー」の資格取得ができます。

食育インストラクターの資格は独学できる?

結論からいうと、食育インストラクターは独学ができません。
食育インストラクターの4級以上の資格(1,2,3,4級)は、協会が指定する研修を受ける必要があります(今、研修会はオンライン開催となっています)。
試験も、協会が指定した会場で受験しなければいけないので、1〜4級は通信講座では資格を取ることができません。
しかし、いちばん階級が下の「食育インストラクター プライマリー」は、がくぶんの通信講座を受講し最終課題を提出することで資格を取得できます。
食育インストラクター「プライマリー」の資格講座で学べる内容

がくぶんの食育インストラクターの資格講座で学べる内容は、主に以下の内容です。
◆食生活の基礎知識
日本が抱えている食生活の問題点や食育の重要性について。キレやすい子供が増えていることなど。
◆安全な食材の選び方
安全な野菜や肉・魚の選び方。食品表示の見方や遺伝子組み換え食品について。美味さの前に安全に着目しているのがポイント。
◆食材についての知識
畜産品・穀物・加工食品など毎日の生活で使う100品目についての知識。健康を増進できるような保存方法や調理方法について。
◆食事のマナー
和食のマナーを中心に、季節ごとの伝統料理や郷土料理などについて。
◆年代別の食育知識
妊娠期からシニア世代までの健康のための食育について。好き嫌いの克服方法まで学ぶことができる。
食育インストラクター(プライマリー)は、食の知識全般を学べるのが特徴です。
私は栄養士の学校に通っていましたが、食育インストラクターで学べる内容は栄養士の学校でも勉強したことがたくさんあります。
栄養士の学校で2年と300万かけて学ぶ内容を、浅く広く習得できるのがメリットだと思いました。
食育インストラクターとほかの資格の違い

食育に関する資格はたくさんあって、違いがよくわからないですよね。
そこで今回は、食育インストラクターと食育アドバイザーの違いをまとめました。
食育インストラクターと食育アドバイザーの違いは何?
教材の違いはほとんどなし
まずは、教材を比べてみました。
- 食育インストラクターの教材
- 食育アドバイザーの教材
◆食育インストラクターの教材
- テキスト5冊
- 食育レシピ集
- DVD3巻
- 学習のためのガイドブック
- 指導課題集
- 質問用紙
◆食育アドバイザーの教材
- テキスト4冊
- DVD6巻
- レシピ集
- 学習ガイドブック
- 添削関連書類一式
教材はどちらもテキストが4〜5冊と、レシピ集・ DVDつきです。
どちらの資格講座も、同じような教材内容で大きな差はありません。
料金は食育インストラクターの方がおトク
料金など教材以外の内容も、わかりやすいように表にまとめてみました。
食育インストラクターは、資格が5つの等級に分かれているのに対し、食育アドバイザーは2つの級に分かれています。
受講費用のほかにも、教材送料や受験料金など、追加でかかってくる費用もあるので注意して見たいところですね。
↓表は横にスクロールできます。
食育 インストラクター |
食育 アドバイザー |
|
資格認定団体 | NPO日本食育 インストラクター協会 |
日本能力開発推進協会 |
受験資格 | プライマリーはなし 4級から上の資格は条件あり |
キャリカレ「食育アドバイザー」の 講座を受講済み |
受講費用 (税込) |
△¥39,900 | ◎¥38,800 |
受講方法 | 通信教育 (がくぶん) |
通信教育 (キャリカレ) |
受講期間 | 3〜6ヶ月 (サポート期間10ヶ月) |
4ヶ月 ◎(サポート期間700日) |
試験 | 講座修了で 資格取得 |
筆記 (在宅受験) |
種類 | 1,2,3,4級・プライマリー ※がくぶんの講座は 「プライマリー」に該当 |
食育アドバイザー・ 上級食育アドバイザー |
※資格の詳細は変更される可能性があります。最新情報の確認をお願いします。
※当記事の表内の食育インストラクターの内容は「食育インストラクター プライマリー」に該当します。
※当記事の表内の食育アドバイザーの内容は「食育アドバイザー」の資格に該当し、「上級食育アドバイザー」の内容ではありません。
食育インストラクターと食育アドバイザーは、どっちがいいの?
結論、同じくらいの教材ボリュームで、添削サポートや教材が充実しているキャリカレの「食育アドバイザー」の方がおすすめです。
サポート期間も700日とたっぷり期間があるので、何かあったときも安心。
今なら最大2万円オフになるキャンペーンもやっているので、かなりお得です。
この記事ではがくぶんの食育インストラクターを紹介していますが、キャリカレの食育アドバイザーの方が、お得に受講できます。
食育インストラクターと栄養士と独学で比較

食育といえば「栄養士」という職業を思い浮かべる人も多いですよね。
ただし、栄養士の資格は国家資格なので、国が指定する栄養士の学校に通わなければいけません。
実際に国家資格の栄養士を取得した場合と、がくぶんの食育インストラクター、独学の場合で、取得費用や期間など違いを表でまとめて、比較してみました。
↓表は横にスクロールできます。
独学 | 食育 インストラクター ◎おすすめ |
栄養士学校 | |
形式 | 在宅で自分で勉強 | ◎在宅で通信教育 |
△通学 |
期間 | 特になし | ◎3〜6ヶ月 | △2年間 |
サポート期間 | 特になし | ◎10ヶ月 | ◎通学期間の2年間 |
試験 | なし | ◎受験なし | 卒業で免許取得 |
費用 | ◎¥1,000〜 (テキスト代) |
◯¥39,900 | △300〜400万円 |
メリット | 費用が抑えられる | 費用を抑えつつ、 資格も取れる |
国家資格が取れる |
デメリット | 資格は取れない 記録が残らない |
栄養士学校のような 専門的内容は学べない |
費用が高く、 期間も長い。 通学は昼間のみ |
※レッスンの詳細は変更される可能性があります。最新情報の確認をお願いします。
独学は3つの中でいちばん費用は抑えられますが、どの範囲を勉強していいのかわからなかったり、期間の縛りがないので途中で勉強をやめてしまう人も多いです。
かといって栄養士の学校で栄養や健康の知識を学ぼうとすると、最低2年はかかりますし、費用も300万円以上と莫大な金額がかかるんですよね。
(私は社会人から栄養士学校に通って、リアルに2年と300万かかりました…)
ほかの食育が学べる資格などと比較しても、がくぶんの「食育インストラクター」は、プロ監修の講座で食育のことを勉強できて、コスパよく資格が取れるのでおすすめです。
食育インストラクターの資格取得にかかる費用
食育インストラクターの資格は「プライマリー>4級>3級>2級>1級」の順に分かれていますが、それぞれの階級でかかる費用が変わってきます。
そこで今回、わかりやすく表にまとめました。
↓表は横にスクロールできます。
プライマリー | ¥39,900(受講料)+申請料¥6,480 |
---|---|
4級 | 【推進校通学者の場合】食育筆記試験 ¥21,000
【非通学者の場合】食育筆記試験 ¥5,400+実技試験¥5,400 |
3級 | ¥10,000(受講料)+¥5,400(受験料)=総額¥15,400 |
2級 | 【会員で食育筆記80点以上の場合】 ¥12,000(受講料)+¥5,400(受験料)=¥17,400【非会員で食育筆記80点以上の場合】 ¥24,000(受講料)+¥5,400(受験料)=¥29,400【会員で食育筆記80点以上かつ食育活動報告提出の場合】 ¥12,000(受講料)+¥1,080(受験料)=¥22,800【非会員で食育筆記80点以上かつ食育活動報告提出の場合】 ¥24,000(受講料)+¥10,800(受験料)=¥34,800 |
1級 | 【会員の場合】 ¥12,000(受講料)+¥10,800(受験料)
【非会員の場合】¥24,000(受講料)+¥10,800(受験料) |
【口コミ】食育インストラクターを受講した人の感想


実際に受講した人の声も聞きたいな!
「食育インストラクター」SNSの口コミ
SNSで食育インストラクターを実際に受講した人の口コミを調べてみました。
このたび、食育インストラクターの資格を取得しました☺️✨
覚える知識も豊富で、大変でしたが、育休中に、息子を寝かせてから夜にがんばりました😖#アナウンサー #育児 #子育て #食育インストラクターhttps://t.co/tGaGJgADzQ pic.twitter.com/xrudMptCYY— 坂西美香(TSKさんいん中央テレビアナウンサー) (@mika_saka1022) August 16, 2020
食育インストラクターの資格を無事取得出来ました🙋♀️
食材選びや料理に対する知識もきちんと持ったうえでレッスンしたかったので、5月からかなり短期集中で猛勉強笑笑❣️学生時代でも、100点なんてとったことないので嬉しい😊❣️
自分自身の食生活を見直すいい機会にもなりました。 pic.twitter.com/XFdGjMoKiE
— あみあ (@miamiamia925) July 18, 2020

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「食育インストラクター」の資格は、栄養士のように「その資格があれば特定の施設に就職できる」国家資格ではありませんが、食育について一定の知識を持っていることを証明できる資格です。
食育インストラクターの資格まとめ

- 「食育インストラクター(プライマリー)」は独学できない。がくぶんの資格講座の受講が必須
- 「食育インストラクター」はほかの資格と比べて料金が安く教材も充実。最もコスパよく学べる
いかがでしたか?
がくぶんの「食育インストラクター」の講座は、申し込んでから教材到着した後でも、8日以内なら送料負担のみで返品・返金もできます。
「実際にテキストを見ないと、どんな感じなのか不安…」という方も、安心して申し込めるので、この機会に資格試験にぜひチャレンジしてみてくださいね。
子供の栄養学や食の勉強におすすめの本を紹介
子供の栄養学や食事、料理のことをまずは独学してみたい方に、おすすめの本をまとめてみました。
今回の記事と合わせて、ぜひチェックしてみてくださいね。
>>【実際に読んでみた】子供の栄養学や食事の勉強のおすすめ本8選
>>【実際に読んでみた】栄養学と食の勉強・独学におすすめの本10選
実際に受講した人の口コミが知りたい!