
「勉強しよう!」と一念発起して、食生活アドバイザーの試験に申し込んだものの、テキストの選び方や勉強方法がわからずに本番を迎え、試験に落ちてしまうことは意外と多いです。
目次
この記事のテーマ
そこでこの記事では、「食生活アドバイザーの勉強を効率よく進めるためのテキストや講座の選び方」をまとめました。
この記事を読めば、仕事や育児で忙しい人でも、食生活アドバイザー2級・3級の試験に一発合格するために必要なことがわかります。
それでは、さっそく見ていきましょう。
【合格率や難易度は?】食生活アドバイザーとは

食生活アドバイザーは、一般社団法人FLAネットワーク協会が主催する民間の資格です。
2級と3級に分かれていて、試験は年2回(7月・11月)あります。

最近は、もと乃木坂46の人気メンバー、白石麻衣さんも食生活アドバイザーの勉強をしてましたよね!もともと好きなお料理が、もっと楽しくなったそうです。
白石麻衣さんが受験して合格したのは、食生活アドバイザーの3級です。
芸能人の佐々木希さんや仲里依紗さん、ローラさんが食生活アドバイザーの資格に挑戦していたのが、前にニュースになっていましたよね。
話題になった「食生活アドバイザー」の試験概要を、表にまとめました。
↓表は横にスクロールできます。
資格名 | 食生活アドバイザー |
---|---|
資格認定元 | 一般社団法人 FLAネットワーク協会 |
受験資格 | 特になし |
受験日程 | 毎年7月と12月 |
受験会場 | 全国各地(主要都市) |
受験科目 |
|
出題形式 | 3級:選択問題(マークシート形式 50問) 2級:選択問題(マークシート形式 42問)+記述式問題(13問) |
試験時間 | 2級・3級ともに90分 |
受験料 |
|
級 | 2級・3級(1級はない) |
合格基準 |
合格点:74点以上(123点満点) |
合格率 | 3級:60% 2級:33% |
※試験概要は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
2級の記述試験では、最近の時事問題の知識が問われる問題もあるので、テキストを読み込むだけでなく食や健康に関するニュースにもアンテナを張っておくことをおすすめします。
また、食生活アドバイザーは、2級と3級があって、1級はありません。
難易度は、普通です。2級は約3割と、合格率は高くありません。

食生活アドバイザーの資格を仕事や日常で活かす方法

食生活アドバイザーの資格は、管理栄養士や栄養士などの国家資格ではなく、民間の資格なので、「食生活アドバイザーの資格がないとできない仕事」というのは、正直ありません。
しかし、仕事にすることだけが資格を取ることの意味でもなく、日常生活で身につけた知識をいかすこともできます。
また、食に関する資格を持っていることがわかると、その人の言うことにも説得力が出るので、資格を取って損になることはありませんよ。

どう活かす?食生活アドバイザーの資格
食生活アドバイザーは、こんな場面で役立ちます。
- 食関連の仕事で、お客さんからの質問に正しく丁寧に答えられるようになり、信頼アップ
- 衛生管理や食マーケットのことも学ぶので、お店の運営や管理に対する視野も広がる
- 正しい食の知識が身につくので、間違った食の情報に惑わされなくなる
- 間違ったダイエットを防いだり、肥満予防などの食生活の知識が学べる
- ふだんの食事作りで、栄養バランスを考えたメニューが作れるようになる
「食生活アドバイザー」は、栄養や健康以外にも、食マーケットや衛生管理のことも学ぶので、食に関する正しい知識が幅広く身につきます。
ふだんの食生活を見直したい人や、家族の健康を考えた食事を作りたい人にも、ぴったりの内容です。
食生活アドバイザーの勉強方法【おすすめテキストと講座の選び方】

食生活アドバイザーの勉強方法は、大きく分けると「独学」と「通信講座」の2つに分かれます。
独学におすすめのテキスト
「自分でスケジュール管理するのが得意」「勉強に自信がある」という方は、テキストを自分で購入し、勉強を進めるのがおすすめです。
食生活アドバイザーの勉強におすすめのテキストはこちらの2冊。唯一の公式テキストで、実際に出題された試験問題をもとに内容がまとまっています。
2級と3級を一気に取る方が多いので、どちらも買っておくと便利ですが、食や栄養学の勉強が初めての方はまずは3級からチャレンジしてみることをおすすめします。
↑上で紹介した、食生活アドバイザーの公式テキストは、主に白黒で教科書のような感じです。
しかし、「活字ばかりが並んだテキストでは理解しにくい…」という方も、中にはいますよね。
そんな方は、まずはイラストや図解が多めのこの↓テキストを読んでみるのも一つの手です。
欄外のコラムに「過去にどんな問題が出題されたか」について書かれてはいるのですが、問題集としては少し物足りない感じがします。
独学で一発合格をねらうなら、公式テキストを用意する方がおすすめです。
いずれにしても、試験対策に過去問題集は必須。公式サイトから購入できるので、チェックしてみてくださいね。
食生活アドバイザーの通信講座は3種類ある

- ユーキャンの通信講座
- 産業能率大学の通信講座
- 日本能率協会マネジメントセンターの通信講座
食生活アドバイザー。通信講座と独学はどっちがいいの?
通信講座と独学のメリット、デメリットをまとめてみました。
◎独学のメリット
- 通信教育に比べて費用が抑えられる
- 自分のペースで勉強を進められる
×独学のデメリット
- 学習スケジュール管理を自分でしないといけない
- 勉強しなくても誰も何も言ってくれないので、ついサボりがち
◎通信教育のメリット
- わからないときにすぐ質問ができる
- 学習のスケジュールが管理しやすい
×通信教育のデメリット
独学するよりもお金がかかる
一発合格をねらうなら、学習スケジュール管理や、試験に的を絞った対策ができる点から、通信講座の方がおすすめです。

※食生活アドバイザー公式サイトより引用

独学が得意な人もいますが、仕事や育児が忙しい中、スケジュール管理や学習管理がむずかしかったり、思うように試験対策ができなかったりすることも多いです。
逆に、講座を利用すれば、研究・試験対策された教材で効率よく勉強ができるので、無駄な時間を使うことなく試験対策ができます。
確実に合格を狙いに行くなら、独学よりも講座でしっかり対策するのがおすすめです。

通信講座を活用して、2級・3級一発合格を目指しましょう!
食生活アドバイザーの講座の選びかたのポイント

食生活アドバイザーの講座を選ぶポイントは3つあります。
- 質問ができるか
- 講座の内容が何級まで対応しているのか
- テキストだけではなく、問題集があるか
それぞれ、順番に解説していきます。
質問ができるか
専門の講師の先生にわからないところを質問できるのが、独学にはないメリットです。

3つの講座の中でも、ユーキャンの講座は、最大12ヶ月間、1日3回まで質問ができるのでおすすめです。
何級まで対応している?
講座によっては、3級しか対応していない講座があります。
せっかく講座を受けるなら、2級・3級をどちらもカバーしていることがおすすめです。
テキストだけではなく、実際に問題を解ける?
試験対策で大事なのは、とにかく過去問をこなすことです。
テキストや用語集だけではなく、練習問題や過去問に取り組める講座を選んでくださいね。
【講座の比較表】食生活アドバイザーの勉強におすすめ
ここでは食生活アドバイザーの講座におすすめの人気講座を比較しました。
講座によって、級の対応範囲や金額、サポート内容も違いますね。
↓表は横にスクロールできます。
講座名 | 食生活アドバイザー 講座 |
食生活アドバイザー (通信研修) |
食生活アドバイザー3級 合格対策速習コース |
受講料 (税込) |
¥36,000 | ¥17,600 | ¥15,950 |
対象の級 | 2.3級両方 | 2.3級両方 | 3級のみ |
受講期間 | 4ヶ月 | 2ヶ月 | 2ヶ月 |
サポート期間 | 12ヶ月 | 4ヶ月 | 4ヶ月 |
教材 | ![]() テキスト2冊 問題集 ポイントBOOK (↑赤シートつき) 実践レシピ集 |
![]() 公式3級テキスト 過去問 |
![]() 公式3級テキスト 用語辞典 |
サポート体制 | 添削3回 1日3問まで質問OK |
添削2回 | 添削2回 |
講座実施機関 | ユーキャン | 産業能率大学 | 日本能率協会 マネジメントセンター |
どの講座がいいか迷ったらユーキャンを選べばOK!

とすると、ユーキャンか産業能率大学の通信講座がいいのかしら。
どれにしようか迷ったら、ユーキャンの「食生活アドバイザー」講座がおすすめです。
質問したいときに聞けるところが、ほかの講座にはないメリットです。
値段はほかの講座よりも高いですが、そのぶんしっかり試験対策できて、一発合格できる確率も高くなるので、選ぶ価値はありますよ。

実際に食生活アドバイザーの資料請求をしてみた
無料で資料請求ができるので、さっそく取り寄せてみました。
資料請求を申し込むと、こんな感じでカラフルなチラシが届きました。
資料請求したのは1月末だったのですが、次の月の2月をスタート地点として、どんなスケジュールで勉強が進められるのか、イメージしやすくなっています。
お客さんが申し込んだ月によって、その人にぴったりのプランになるように内容を変えているんですよね。すごい企業努力…なんだか感動しました。
食生活アドバイザーの資格を取るとどんなふうに役立つのか、漫画つきで楽しく読めます。
登場人物も自分と同じような感覚で親近感がわきます♬
ほかにもチラシが3つと、講座で学べる内容の一部がわかる「お役立ちBOOK」もついてきました。
お役立ちBOOKの中身はこんな感じです。
季節ごとのレシピや、料理、健康と食事、食中毒の基本知識などがまとまっています。
このお役立ちBOOKでは一部の紹介になっていますが、この時点ですでにわかりやすいし読みやすいので、楽しく勉強できそうなイメージ。わくわくしてきます。
食生活アドバイザーと栄養士・食育アドバイザーの違い
食生活アドバイザーに似ている資格に、名前の似ている「食育アドバイザー」や、国家資格の「栄養士」「管理栄養士」などがあります。
これらの資格の違いを解説しますね。
管理栄養士・栄養士

管理栄養士や栄養士の資格は、食の資格の中でも特に有名な国家資格です。
国が指定する学校に数年通わないと取れない資格で、夜間の学校がないので、資格取得のためには、会社を辞めたり、300万円近く・もしくはそれ以上のお金が必要になります。
(私は社会人から栄養士学校に通って、リアルに2年と300万かかりました…)

食育アドバイザー

食生活アドバイザーと名前が似ている資格に、「食育アドバイザー」があります。
食育アドバイザーは、キャリカレで受講できる講座ですが、食生活アドバイザーの方が有名で学べる範囲も広いです。
どれにしようかな…と迷ったら、受験者も多い食生活アドバイザーを選ぶと良いですよ。

【まとめ】食生活アドバイザーの試験概要とおすすめテキスト

いかがでしたか?
食生活アドバイザーの試験は、年に2回。食に関する有名な試験なので、持っておくと重宝します。
試験に落ちてしまうと、費用が積み重なって、けっきょく無駄なお金を払うことになってしまいます。
おすすめは、通信教育のサポートつきで期間を決めて勉強すること。ぜひ、一発合格を目指して挑戦してみてくださいね!
資格を取りたいんだけど、おすすめのテキストや勉強法ってあるのかな?