離乳食・幼児食に関する独自アンケート調査

離乳食・幼児食に関するアンケート調査

「暮らしを豊かにするブログ」では、子育て中の20代〜40代男女の離乳食・幼児食に対する興味や実態を測るため、100名を対象に独自アンケート調査を実施しましたので調査結果を公開します。

調査時期	2023年2月22日〜2月23日
アンケート対象者	20代〜50代の子育て中の男女 【内訳】 20代12名、30代53名、 40代35名
アンケート回答人数	インターネット調査 ※クラウドワークス
調査媒体	インターネット調査 ※クラウドワークス

アンケート調査の実施背景

厚生労働省では、授乳・離乳の支援、乳幼児の食生活改善のための基礎資料を得ることを目的とし、全国の乳幼児の栄養方法及び食事の状況等の実態を把握するための調査が行われています。

>>【参考】厚生労働省：平成27年度　乳幼児栄養調査結果の概要

子どもの食事について困っていることは、2歳～3歳未満では「遊び食べをする」と回答した人の割合が41.8％と最も高く、3歳～4歳未満、4歳～5歳未満、5歳以上では「食べるのに時間がかかる」と回答した人の割合が最も高く、それぞれ 32.4％、37.3％、34.6％という結果が出ています。

「子どもの食事について、困っていることは特にない」と回答した人の割合が最も高い5歳以上でも22.5％であり、約8割の保護者が子どもの食事について困りごとを抱えている現状が明らかになっています。

「暮らしを豊かにするブログ」では、20代〜40代の子育て中の男女を対象に、離乳食・幼児食に対する興味関心や学習サービスに希望すること等を把握し、より良い記事作成のために調査を実施しました。

調査結果の詳細

調査結果1：87％が「離乳食・幼児食の勉強に興味がある」と回答

離乳食・幼児食の勉強に興味があるか聞いたところ「興味がある」と回答した人が87%（「興味がある」38%+「やや興味がある」49%）、「興味がない」と回答した人が13%（「あまり興味がない」12%+「興味がない」1%）となりました。

調査結果2：離乳食・幼児食で困ったことがありますか？91％が「ある」と回答

離乳食や幼児食で困ったことがあるか聞いたところ「ある」と回答した人が91%、「ない」と回答した人が9%となりました。

厚生労働省の調査では、離乳食について困ったことについて、「作るのが負担、大変」が33.5％、「もぐもぐ、かみかみが少ない（丸のみしている）」28.9％、「食べる量が少ない」21.8％の順の結果となりました。離乳食について困ったことは「特にない」と回答した人の割合は25.9％であり、約75％の保護者は、離乳食について何らかの困りごとを抱えていた結果が出ており、当サイトでの調査と同様、半数以上が困りごとを抱えている状況がうかがえます。

>>【参考】厚生労働省：平成27年度　乳幼児栄養調査結果の概要 乳幼児の栄養方法や食事に関する状況

調査結果3：離乳食・幼児食を学ぶ最も大きなメリットは何ですか？41％が「子どもの成長段階に合わせた栄養素がわかる」と回答

離乳食・幼児食を学ぶ最も大きなメリットは何か聞いたところ「子どもの成長段階に合わせた栄養素がわかる」と回答した人が41%、「事前に学んでおくことで慌てず対応できる」と回答した人が32%で、「子どもの食事作りが楽しくなる」と回答した人が26%、「保育や食関連等の仕事で顧客からの依頼に対応できる」と回答した人が1%となりました。

調査結果4：離乳食・幼児食について、何を最も詳しく知りたいですか？48％が「子ども特有の食事の悩み（偏食や小食など）」と回答

離乳食・幼児食について、何を最も詳しく知りたいか聞いたところ「子ども特有の食事の悩み（偏食や小食など）」と回答した人が48%、「離乳食・幼児食のレシピ」と回答した人が35%、「病気の時の食事・食物アレルギー」と回答した人が15%、「保育・子どもの食関連の仕事に生かす方法」と回答した人が2%となりました。

調査結果5：離乳食・幼児食を学ぶなら、どんな形式が最も良いですか？49％が「市販の書籍」と回答

離乳食・幼児食を学ぶなら、どんな形式が最も良いか聞いたところ「オンライン・通信教育」と回答した人が46%、「市販の書籍」と回答した人が45%と同じくらいの割合で、「会場でのセミナーや講演会」と回答した人が9%となりました。

調査結果6：離乳食・幼児食を学べる講座を選ぶなら、どんなことを最も重視しますか？42％が「教材がカラフルで図表などが多くわかりやすい」と回答

離乳食・幼児食を学べる講座を選ぶなら、どんなことを最も重視するか聞いたところ「教材がカラフルで図表などが多くわかりやすい」と回答した人が42%、「料金の安さ」と回答した人が21%、「受講期限の長さ」と回答した人が14%、「保育など子どもに関わる仕事に生かせる」と回答した人が13%、「講師に質問ができる」と回答した人が10%となりました。