食育に関する独自アンケート調査

食育に関するアンケート調査

「暮らしを豊かにするブログ」では、食育を推進するために国が定めている6月の「食育月間」に向けて、20代〜50代男女の食育に対する意識や実態を測るため、100名を対象に独自アンケート調査を実施しましたので調査結果を公開します。

調査結果の概要

食育月間とは、毎年6月を食育月間と定め、日本国内でさまざまな食育に関する啓発活動が行われる期間のことです。

この期間に、栄養や食品の安全性、地産地消などについてのイベントやキャンペーンが各地で行われ、学校や企業、地域の取り組みなどが紹介されます。また、食育に関する情報や知識を広く一般に向けて提供するため、テレビ番組や新聞、ウェブサイトなどでも特集が組まれることもあります。

食育というと子どもへの教育のイメージがありますが、子どもだけでなく、大人も食に関する正しい知識や望ましい食習慣を身につけることができるよう、学校や地域団体においても食育に積極的に取り組んでいくことが重要となっています。

「暮らしを豊かにするブログ」では、栄養士資格を持つ筆者が、食育や子育て分野を中心に暮らしに役立つ学びの情報をお届けしています。

このたび「暮らしを豊かにするブログ」では、食育に対する意識が高まる6月の「食育月間」に向けて、20代〜50代の子育て世帯を含む層の、食育に対する興味関心や学習サービスに希望すること等を把握し、より良い記事作成のために調査を実施しました。

調査結果1：86％が「食育に興味がある」と回答

食育に興味があるか聞いたところ「興味がある」と回答した人が86%（「興味がある」33%＋「やや興味がある」53%）、「興味がない」と回答した人が14%（「あまり興味がない」14%＋「興味がない」0%）となりました。

なお、農林水産省が全国20歳以上を対象に調査した「食育に関する意識調査」では、食育に「関心がある」と回答した人は79.6%でした。この調査結果と比較し当サイトの調査では、小数第一位を四捨五入して6％数値が高い結果となり、食育への関心の高さが読み取れます。

調査結果2：食育について何を詳しく知りたいか？57％が「栄養バランスのよい食事や献立・レシピ」と回答

食育について何を詳しく知りたいか聞いたところ「栄養バランスのよい食事や献立・レシピ」と回答した人が57%、「肉・魚・野菜など食材の知識や栄養素」と回答した人が31%、「食育の法律や国・地方自治体の取り組み」が7％、「食や健康・教育関連の仕事に活かす方法」が5％となりました。

調査結果3：食育を学ぶ最も大きなメリットは何ですか？64％が「食事で自分や家族の健康管理ができる」と回答

食育を学ぶ最も大きなメリットは何か聞いたところ「食事で自分や家族の健康管理ができる」と回答した人が64%、「料理が楽しくなる」と回答した人が15%、「子育て・子どもの教育に役立つ」が14％、「食や健康・教育関連の仕事で顧客からの依頼に対応できる」が7％となりました。

調査結果4：食育を誰（何）のために学びたいですか？48％が「（今または将来の）自分の子どもや家族のため」と回答

食育を誰（何）のために学びたいか聞いたところ「（今または将来の）自分の子どもや家族のため」と回答した人が48%、「自分のため」と回答した人が41%、「教養として」が6％、「食や健康・教育関連の仕事に役立てるため」が5％となりました。

調査結果5：食育を学べる講座で何を最も重視しますか？45％が「教材がカラフルで図表などが多くわかりやすい」と回答

食育を学べる講座で何を最も重視するか聞いたところ「教材がカラフルで図表などが多くわかりやすい」と回答した人が45%、「料金の安さ」と回答した人が14%、「食や健康・教育関連の仕事に生かせる」と「運営元の企業・団体が信頼できる」が14％、「学習期間や受講期限・質問サポート」が6％となりました。

調査結果5：食育を学ぶなら、どんな形式がいいですか？50％が「市販の書籍」と回答

食育を学ぶなら、どんな形式が良いか聞いたところ「市販の書籍」と回答した人が50%、「オンライン・通信教育」と回答した人が46%、「会場でのセミナーや講演会」が4％となりました。