【食生活アドバイザーは無駄】いらないと言われる理由を考えてみた

「食生活アドバイザー」と検索窓に入力すると「無駄」「いらない」と出てくる…取ろうと思ったけど、やめておこうかな？と迷っている方も多いと思います。

そこで今回は、食生活アドバイザー資格が「意味ない」と言われる理由を解説します。

食生活アドバイザーは無駄でいらないのかな…と不安に思っている方は、ぜひ資格を取る前にチェックしてみてください。

食生活アドバイザー以外の資格講座は>>食に関する国家資格おすすめ一覧と難易度は？栄養の勉強がしたい主婦の私が簡単に取得！

食生活アドバイザー「無駄」「いらない」派の意見を紹介

食生活アドバイザーを「無駄」「いらない」ととらえている人の意見を紹介します。

真っ先に「食生活アドバイザー　無駄」は草。だからこそやりたい。 https://t.co/2ymQCdy2fv pic.twitter.com/ZLEygJ8ICE

— そうご (@Sugisou0625) March 11, 2023

実際に「食生活アドバイザー」で検索し、「無駄」という言葉が候補に出てきます。

自分の持ってる資格眺めてたら数検準二級あってウケる もっと面白いのは食生活アドバイザーの資格持ってること

無駄な資格とるのたのしい 実用的な資格は〜...

— sekine (@104_1113) April 16, 2022

「無駄な資格を取るのも楽しい」とプラスにとらえていますが、食生活アドバイザーを「無駄」と位置付けています。

いま思えば食生活アドバイザーとか完全に無駄な資格だったな。何の役にも立ちゃせんかったわ。まあ何かに活かそうと思って取ったわけではなかったけど…

— 鈴木潤 (@jurujuwaaa) October 30, 2013

食生活アドバイザーを受験したものの、「今思えば完全に無駄な資格」「何の役にも立っていない」という声がありました。

食生活アドバイザーの資格取ろうと思って
５万くらい払ったけど結局何もせず
終わって無駄金になった（笑）
実家に置きっぱなし教材🤣🤣

— 𝓇𝒾𝒽ℴ 𓂃 (@rrrrpp517) September 13, 2020

食生活アドバイザー講座を5万円ほどかけて買ったものの、教材が実家に置きっぱなしになっていて「終わって無駄金になった」というケースもありました。

次の項目では、食生活アドバイザーが無駄でいらない理由を3つ紹介します。

食生活アドバイザーが無駄でいらない理由：誰でも比較的簡単に取れるから

食生活アドバイザーが無駄でいらないと言われる理由は「誰でも比較的簡単に取れるから」です。

ここで注意してほしいのが「比較的」ということ。私自身も実際に食生活アドバイザーを受験してみましたが、思った以上に勉強量が必要でした。

受験した私の体験談1>>【食生活アドバイザー何ヶ月勉強？】2級と3級の勉強時間や期間

受験した私の体験談2>>【食生活アドバイザーいきなり2級を受けてOK】3級2級違いは？1級はない

とはいえ、私が受けた栄養士実力認定試験と比べると、食生活アドバイザーは圧倒的に手軽に資格を取れました。

もともと持っている知識にもよりますが、比較的短期間で、簡単に資格が取れるためほかの人と差別化できず「無駄」「いらない」と言われていると考えられます。

食生活アドバイザーが無駄でいらない理由：国家資格ではないから

食生活アドバイザーが無駄でいらないと言われる理由の2つめは、「国家資格ではない」ことです。

食生活と健康に関する国家資格として有名な資格に、「管理栄養士」「栄養士」があります。

管理栄養士は、国家資格です。4年間、大学や専門学校（管理栄養士養成課程のあるところ）などに通い、単位を習得したうえで、管理栄養士の国家試験に受からなければなりません。

管理栄養士資格は、取るまでに時間もお金も労力もかかりますが、食生活アドバイザーはこれらの手間が必要ありません。

食生活アドバイザーが無駄でいらない理由：就転職の必須条件ではないから

食生活アドバイザーが無駄でいらないと言われる理由の3つめは、「就転職の必須条件ではない」ことです。

企業の採用情報や募集要項のところに「管理栄養士」「栄養士」と書いてあるのをよく見かけますが、「食生活アドバイザー」と書かれているのは、あまり見たことがありません。

食生活アドバイザーは、誰でも短期間で、簡単に取れてしまう資格のため、採用のときも、栄養士や管理栄養士に比べるとやや見劣りしてしまいます。

食生活アドバイザーを昇給アップの条件としている食品関連企業もありますが、採用のときの必須条件としているところは少ないです。

労力を無駄にしたくないなら、食生活アドバイザーより栄養士・管理栄養士

食生活アドバイザーよりも意味があるのは、栄養士、管理栄養士です。

とはいえ、今から管理栄養士を目指すのはハードルが高いですよね。何しろ学校に最低2年間は通わなければなりません。その場合は、今回紹介した「食生活アドバイザー」も選択肢に入れてみるとよいと思います。

食生活アドバイザーを取るまでにどのように努力したかや、勉強方法の工夫のしかた、取得後に自分が行ったことなどを魅力的に伝えられれば、就職や転職のときに役立つかもしれません。

食生活アドバイザー「無駄ではない」派の意見を紹介

食生活アドバイザーは無駄な資格と言われますが、「無駄ではない」派の意見を紹介します。

食べ物や料理が好き「覚えて無駄ではない知識」

生粋の勉強嫌いが食生活アドバイザーの資格の勉強を始めた👏
過去に生化学とか栄養学勉強したことあるから見覚えのある単語とかもあるけど、これはちゃんと勉強しないと受からなそう🤤💭笑

完全に趣味で取る資格だけど、食べ物も料理も好きだし覚えて無駄ではない知識だからちょっとずつ頑張る₍Ꙭ̂₎ pic.twitter.com/98HP2gDcPw

— ありす@DQW (@DQW97) March 2, 2022

食生活アドバイザーを受験した人の声で、食べ物や料理が好きで「覚えて無駄ではない知識」という意見がありました。

筋トレに役立てている

筋トレが趣味なので食に興味を持ち、食生活アドバイザーの資格取りました。なので無駄に栄養素の知識あります。もちろん資格だけの勉強で得たものではありませんが…

— くす (@rinas_otume) August 2, 2021

食生活アドバイザーを受験した人の声で、筋トレが好きで「無駄に栄養素の知識がある」という意見がありました。

2級は飲食業で、3級は日々食事を作るときに役立つ

そうそう、ユーキャンの「食生活アドバイザー」講座、始めました。パラパラっと内容見ると、3級が一般向けで2級が食品業界向けのようです。私のように飲食業の人間は2級まで取っとくと良さそう。3級も日々食事を作る際に役に立つ内容です。栄養学や食品学の基礎がわかるので絶対便利。 pic.twitter.com/uiOyyG4jKM

— ひお めいか (@hiomeika2) January 18, 2022

2級は飲食業で、3級は日々食事を作るときに役立ちます。

まとめ：食生活アドバイザーは主に趣味の範囲で役立てよう

食生活アドバイザーは、誰でも比較的簡単に、労力をかけず取れる資格のため「無駄」「いらない」と言われています。国家資格ではなく、就転職に直結する資格ではありませんが、主に趣味の範囲では役立てることができます。

食生活アドバイザーよりもより実務に直結するのは、やはり栄養士や管理栄養士です。

食生活アドバイザーを取得するなら、応募先の企業で資格取得が必要か調べたり、資格取得までの過程や取得後の取り組みを、採用面接で魅力的に話せるとよいでしょう。

ぜひ、今回の記事を参考にしてみてください。