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【安い黒酢と高い黒酢の違い】値段の差は「原材料と熟成期間」
- 黒酢って身体によさそうだけど、何がいいの?
- 安い黒酢と高い黒酢、どうちがうの?
- 毎日飲むなら、コスパも重要!値段で決めていいの?
健康的なイメージがある黒酢ですが、値段の幅が数百円から1万円以上するものまであって、どう選べばよいのか迷いますよね。
黒酢を健康・美容に役立てたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 値段が違う理由は、原材料と熟成期間が違うから
- 熟成期間が長い黒酢の方が、高価なことが多い
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記事監修
栄養士 赤石美波
小学校教諭第一種免許状・中学校教諭第一種免許状・栄養士免許取得。栄養士の学校を首席で卒業後、保育園栄養士として勤務。食育活動や料理教室講師・セミナー講演・料理イベント開催など料理・食関連の仕事に従事。
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記事監修:栄養士 赤石美波
小学校教諭第一種免許状・中学校教諭第一種免許状・栄養士免許取得。栄養士の学校を首席で卒業後、保育園栄養士として勤務。食育活動や料理教室講師・セミナー講演・料理イベント開催など料理・食関連の仕事に従事。
安い黒酢と高い黒酢の値段の違いは主に「原材料と熟成期間」
安い黒酢と高い黒酢の違いは、原材料と熟成期間の2つです。まずは、原材料の違いをみていきましょう。
原材料が違う
値段の違いは、原材料へのこだわりも影響している可能性が高いです。
有機・無農薬玄米や、自家製麹などを使った黒酢もあり、この原材料の質や作る手間の多さが、値段に影響するのでしょう。
以下は、食品表示ラベルからわかる、安い黒酢と高い黒酢の違いです。安い黒酢で、原材料名が「米」だけのものもあります。
安い黒酢 | 高い黒酢 | |
---|---|---|
名称 | 黒酢ドリンク、調味酢の場合もある | 黒酢 |
原材料名 | 砂糖や添加物入りの場合もある | 米 |
日本農林規格で、黒酢は以下のように定義されています。
- 原材料は米(玄米の糠層の部分を取り除いて精白したものを除く)
- または、これに小麦もしくは大麦を加えたもののみ使用
- 米の使用量が穀物酢1リットルにつき180グラム以上
- 発酵および熟成によって、褐色または黒褐色に着色したもの
値段の違いは、原材料へのこだわりも影響しているでしょう。有機・無農薬玄米や、自家製麹などを使った黒酢もあります。
熟成期間が違う
黒酢は、熟成期間が長いほど、値段が高い傾向があります。
安い黒酢 | 高い黒酢 | |
---|---|---|
できあがり | 早い | 遅い |
発酵方法 | 全面発酵※1 | 静置発酵※2 |
熟成期間 | 数ヵ月〜半年 | それ以上 |
アミノ酸 | 少ない | 多い |
- 全面発酵:機械で空気を送り込み、速く発酵させる方法
- 静置発酵:空気に触れる面だけが発酵する、時間をかけた昔ながらの方法
黒酢は、蒸した玄米に麹と水を加え、糖化からアルコール発酵、酢酸発酵と段階を経て作られます。
熟成の過程で、抗酸化作用を持つメラノイジンが増え、黒っぽい色に変わっていきます。これをメイラード反応と言います。
メイラード反応が進むと、アミノ酸含有量が増えて、黒酢特有のまろやかさや、色の深みが増します。
黒酢を作るときの熟成の期間が長いほど、黒酢の値段は高い傾向にあります。
黒酢を毎日飲むことで期待できる効果は?
健康的なイメージのある黒酢ですが、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。
内臓脂肪の減少を助ける
黒酢には、内臓脂肪を減らす成分のアミノ酸と酢酸が含まれています。
黒酢のアミノ酸含有量は、他の穀物酢と比べて10倍も多いです。その中には、体内で合成できない必須アミノ酸が豊富に含まれています。
エネルギーを消費しやすい身体をつくる、脂肪燃焼系アミノ酸
- バリン
- ロイシン
- イソロイシン
- アルギニン
脂肪を燃焼して、ダイエット効果を狙うなら、アミノ酸と有酸素運動を組み合わせましょう。アミノ酸は、運動時のスタミナ維持や、疲労回復をサポートするので、運動前後に黒酢を摂取するのがおすすめです。
お酒を飲む前に黒酢を飲むと、二日酔いの予防になると言われています。
また、酢酸には、肥満傾向の方の、内臓脂肪を減少させる効果があることがわかっています。
天然のうるおい成分でうる肌・つや髪に
肌、髪、爪はタンパク質から作られます。タンパク質はアミノ酸からできているので、健康な肌や元気な髪にはアミノ酸が欠かせません。
D-アミノ酸に期待できる美容効果は、以下の3つです。
- 肌のバリア機能を回復する
- 肌のうるおいを閉じ込める
- キメを整える
黒酢のD-アミノ酸は、継続的に摂取すると、肌の角層まで届くことがわかっています。肌の変化を感じるには、黒酢をコンスタントに取り入れることが大切といえます。
抗酸化作用をもつメラノイジンで、アンチエイジング
黒酢などの発酵食品は、熟成期間が長いほどメイラード反応が進み、色が黒っぽくなっていきます。
メイラード反応が進むと、黒酢の味がまろやかになるほか、抗酸化作用を持つメラノイジンが増えます。
メラノイジンは、整腸や生活習慣病の予防にも効果的と考えられるので、黒酢を身体の内側からのアンチエイジングに役立てたいですね。
おすすめの黒酢は?
黒酢の豊富な栄養素を活かすには、継続的に摂取することが大切です。
おすすめは原材料がシンプルな黒酢
黒酢の原材料は、玄米、麹、水です。健康や美容のために毎日取り入れるなら、添加物がなく、原材料がシンプルな黒酢を選びましょう。
3年熟成された黒酢のD-アミノ酸含有量が、米酢より55倍多かったという研究例もあります。
健康効果を期待するなら、熟成期間が長い黒酢がよいでしょう。比較的長めに熟成した黒酢には、「◯年熟成」と書かれているので、原材料とともに参考にしてください。
そうはいっても、毎日続けるためには熟成期間にこだわらずに、好みの味、無理のない価格帯の黒酢を選ぶことも大切かもしれません。
自分に合った、お気に入りの一本を見つけてくださいね。
参照:黒酢に含まれる「美容アミノ酸」 | 黒酢といえば桷志田(かくいだ)福山黒酢株式会社
黒酢ドリンクは飲みやすいものの、栄養素が少なく添加物が多い
フルーツ味など、甘味がついた黒酢ドリンクは飲みやすいですが、人工甘味料や添加物が入っているので、毎日の飲用には注意しましょう。
本来の「黒酢」ではないものは、アミノ酸含有量が少なく、黒酢の健康効果が十分に発揮されない場合があります。
黒酢の飲み方と注意点
黒酢を飲むときのポイントは、以下の3つです。
- 1日の摂取量の目安は、15ml〜30ml
- 原液を飲むのは要注意
- 原液ではなく10倍程度に薄めて飲む
1日の適切な摂取量は?
1日の摂取量の目安は、15ミリリットルから30ミリリットルです。飲むタイミングは、空腹時を避け、食事中や食後がおすすめです。
1日の摂取量の目安 | 15ミリリットルから30ミリリットル |
---|---|
空腹時を避け、食事中や食後 | 空腹時を避け、食事中や食後 |
原液ではなく10倍程度に薄めて飲む
黒酢を原液のまま飲むと、胃や食道などの負担になるので、10倍程度に薄めて飲みましょう。
黒酢を飲むときは炭酸水で薄める
黒酢を飲むときは、炭酸水で薄めるのがおすすめです。酢の酸味や飲みにくさが和らぎます。
甘みをつける場合は、はちみつでもよいですが、冷たい炭酸水には溶けにくいかもしれません。メイプルシロップだと溶けやすく、優しい甘みがつきます。
酢の主成分である酢酸は、加熱しても栄養素が変わりません。
毎日飲むのが難しいときは、料理に使うのがよいでしょう。酢酸は肉を柔らかくするので、焼く前にマリネしたり、酢で煮でもよいでしょう。
参照:純玄米黒酢の美味しい飲み方|くろず屋提供・純玄米黒酢の豆知識
安い黒酢と高い黒酢の違いは原材料と熟成期間!原材料がシンプルな黒酢を選ぼう
この記事では、安い黒酢と高い黒酢の違いや、黒酢を選ぶ際のポイントをご紹介しました。内容を振り返りましょう。
- 値段が違う理由は、原材料と熟成期間が違うから
- 熟成期間が長い黒酢の方が、高価なことが多い
黒酢を選ぶときは、原材料名が「米」であることを確認してください。
健康や美容に磨きをかけたい方は、今回の記事をぜひ参考にしてください。