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納豆は加熱したらだめ?ナットウキナーゼの特徴と栄養や効果の高い食べ方
- 「納豆を加熱するのはだめ?」
- 「納豆を加熱して食べたらだめな理由は?」
- 「納豆を加熱しても栄養や効果はある?」
「納豆を加熱して食べたらだめ?」と思ったことはありませんか。納豆を加熱したら、得られる栄養素や効果・味に変化があるのか気になりますよね。
そこで今回は、納豆の加熱による栄養素や成分・効果の違いや、ナットウキナーゼの特徴をご紹介します。納豆を加熱調理したい方や、ナットウキナーゼの効果が得られる食べ方を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでください。
- ナットウキナーゼの効果は、加熱調理により失われる
- 納豆菌とスペルミジンは、加熱しても残る
- 高い効果を得たい場合は、納豆を加熱してはだめ
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記事監修
栄養士 赤石美波
小学校教諭第一種免許状・中学校教諭第一種免許状・栄養士免許取得。栄養士の学校を首席で卒業後、保育園栄養士として勤務。食育活動や料理教室講師・セミナー講演・料理イベント開催など料理・食関連の仕事に従事。
赤石美波のプロフィール詳細
記事監修:栄養士 赤石美波
小学校教諭第一種免許状・中学校教諭第一種免許状・栄養士免許取得。栄養士の学校を首席で卒業後、保育園栄養士として勤務。食育活動や料理教室講師・セミナー講演・料理イベント開催など料理・食関連の仕事に従事。
納豆を加熱したらだめ?
- ナットウキナーゼをとりたいなら、納豆を加熱してはだめ
- 納豆を加熱しても、すべての栄養素がなくなるわけではない
納豆は、加熱して食べてもだめではありません。発酵食品として人気のある納豆には、熱に弱いナットウキナーゼ以外にも複数の成分が含まれています。
ナットウキナーゼは、納豆に含まれるネバネバした成分で、熱に弱いのが特徴です。納豆は栄養や効果が高く、さまざまなアレンジ料理を楽しめますが、加熱して食べる場合は失われる成分もあるため注意しましょう。
納豆の加熱で失われるナットウキナーゼの特徴
納豆の加熱で失われるナットウキナーゼには、以下3つの特徴があります。
- 熱に弱い
- 高血圧予防ができる
- コレステロール値を下げられる
ナットウキナーゼは、身体によい影響を与えます。納豆を食べる際に十分な効果を得られるよう、ナットウキナーゼの特徴を確認しましょう。
熱に弱い
ナットウキナーゼの特徴の一つは、熱に弱いことです。納豆に含まれるナットウキナーゼは50度前後に加熱すると、徐々に活性を失います。
温かいごはんに納豆を乗せて食べる場合は、ナットウキナーゼの効果が薄れないよう、短時間で食べることが必要です。
炒め物に納豆を混ぜる際は、ナットウキナーゼが失活する可能性が高い点に注意しましょう。ナットウキナーゼの効果を十分に得るには、加熱せずに納豆を食べるのがおすすめです。
高血圧予防ができる
納豆の加熱で失われるナットウキナーゼは、高血圧予防ができることが特徴です。ナットウキナーゼには、血栓を溶解する効果があります。
血の巡りがよくなると、高血圧予防だけでなく、肩こりの改善や代謝アップが期待できます。Hypertension Researchに掲載された論文では、ナットウキナーゼが高血圧予防に重要な役割を果たすと発表されています。
参考:研究情報 血圧降下作用を確認|日本ナットウキナーゼ協会
ナットウキナーゼを定期的に摂取することで高血圧予防につながるため、無理せずに健康の維持・増進が期待できます。
コレステロール値を下げられる
納豆の加熱で失われるナットウキナーゼには、コレステロール値を下げられる特徴があります。ナットウキナーゼは、血栓溶解効果に付随しコレステロール値を下げる働きがあるという研究結果が発表されています。
納豆はコレステロール0であるため、日常的に摂取することで、悪玉コレステロール値を下げるのに役立ちます。
納豆を加熱しても得られる効果や栄養素
納豆を加熱しても得られる効果は、以下の2つです。
- 熱に強い納豆菌は腸活におすすめ
- スペルミジンはアンチエイジングに効果的
発酵食品の一つである納豆は、身体によい影響を与える成分を多く含んでいるのが特徴です。加熱しても機能する菌や成分の特徴を確認し、自身の得たい効果に合った食べ方で納豆を摂取しましょう。
熱に強い納豆菌は腸活におすすめ
納豆に含まれる納豆菌は、熱に強く、腸活におすすめです。納豆菌は枯草菌の一種で、納豆を作る際に使用されます。
納豆菌が腸活におすすめな理由は、生きて腸まで届き、善玉菌を増やして悪玉菌を減らす働きを持つからです。納豆菌は胃酸にも負けないため、生きた状態で腸まで届きます。
熱に強い特性を持つ納豆菌は耐熱性菌と呼ばれ、過酷な環境でも耐えられるのが特徴です。納豆菌は、高温だけでなく低温にも耐えられるため、季節や調理方法を問わず効果を得られます。
スペルミジンはアンチエイジングに効果的
納豆を加熱しても得られるスペルミジンは、アンチエイジングに効果的です。スペルミジンとは、生物の新陳代謝をおこなう役割を持つポリアミンの1種です。
参考:納豆の有用性、ポリアミンの機能性など最新研究報告~第7回「納豆健康学セミナー」|全国納豆協同組合連合会
ポリアミンは大豆やキノコ類に含まれています。特にスペルミジンが豊富に含まれているものは、大豆を使った発酵食品です。
納豆を摂取し新陳代謝が活発になると、体内の細胞分裂が進むだけでなく肌の老化防止にもつながります。アンチエイジング効果を得たい場合は、定期的に納豆を食べてスペルミジンを摂取し、新陳代謝を促しましょう。
加熱だめ!納豆に含まれるナットウキナーゼの効果を高める食べ方
納豆に含まれるナットウキナーゼの効果を高める食べ方は、以下の4つです。
- 賞味期限が近くなったら食べる
- 常温で30分程度置いてから食べる
- 発酵食品と一緒に摂取する
- 夜に食べる
ナットウキナーゼの効果を得たいときは、納豆を加熱して食べてはだめです。十分な効果を得られるよう、納豆を食べる前の一工夫を確認しましょう。
賞味期限が近くなったら食べる
ナットウキナーゼの効果を高めたい場合は、賞味期限が近くなってから納豆を食べることが重要です。納豆の発酵が進むと、ナットウキナーゼの量が増加し、より高い効果を得られます。
納豆を購入する際は、賞味期限が近いものを選ぶのがおすすめです。陳列棚の手前にある商品や見切り品を選び、より栄養が豊富な納豆を購入しましょう。
常温で30分程度置いてから食べる
ナットウキナーゼの効果を高める食べ方の一つに、納豆を常温で30分置いてから食べる方法があります。納豆を食べる30分前に常温に出しておくと、短時間で発酵が進み、ナットウキナーゼ量が増加します。
発酵が進んだ納豆は、ふっくらとして柔らかい食感で、おいしく食べられるのが魅力です。普段購入する納豆を常温で数分置くだけで、効果や味わいに変化があるため、ぜひ試してください。
気温や自身の味の好みに合わせて、納豆を常温に戻す時間を調整しましょう。
発酵食品と一緒に摂取する
ナットウキナーゼの効果を高める食べ方の一つに、発酵食品と一緒に納豆を食べる方法があります。納豆を発酵食品と一緒に摂取するとよい理由は、納豆菌や乳酸菌の効果を高められるためです。
納豆と一緒に摂取すると高い効果を得られる発酵食品は、以下のとおりです。
- キムチ
- ぬか漬け
- チーズ
納豆菌には、乳酸菌をサポートする働きがあります。発酵食品は、購入後すぐに食べられる商品が多いため、納豆を食べる際に手軽に取り入れられます。
キムチやぬか漬け、チーズなどは加熱調理が不要で、納豆と一緒に摂取しても、ナットウキナーゼが失活する心配はありません。
夜に食べる
ナットウキナーゼの効果を高めるには、納豆を夜に食べるのがおすすめです。納豆を夜に食べるとよい理由は、ナットウキナーゼの効果が出現するのが食後10〜12時間であるためです。
一般的に、血栓ができやすい時間帯は、活動量が少ない睡眠時です。ナットウキナーゼには、血液をサラサラにする血栓溶解作用があるため、夜間に効果が発揮されるよう食べる時間を考えてください。
ナットウキナーゼの効果を高めるには、活動量の少ない時間を予測し納豆を食べることが大切です。納豆をいつ食べるか悩んでいる方は、夕食で摂取するよう心がけましょう。
参考:納豆のネバネバに含まれるナットウキナーゼ|日本ナットウキナーゼ協会
納豆の加熱調理はだめではないが、非加熱なら得られる効果は多い
今回は、納豆の加熱調理がだめといわれる理由をご紹介しました。内容を振り返りましょう。
- ナットウキナーゼの効果は、加熱調理により失われる
- 納豆菌とスペルミジンは、加熱しても残る
- 高い効果を得たい場合は、納豆を加熱してはだめ
納豆には、多くの栄養素が含まれていますが、加熱調理で失われる成分もあります。血圧やコレステロール値などの数値が気になる方は、ナットウキナーゼの栄養や効果を十分に得られる、加熱しない食べ方がおすすめです。
納豆を加熱した場合の栄養や効果の変化が気になったときは、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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