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【日本発酵文化協会の発酵マイスター口コミ】合格率・オンライン受講体験記
YouTubeで紹介する発酵食品を使ったレシピが大人気の、榎本美沙さんも取得した発酵マイスター資格。どんな内容を学べるのか気になっている方も多いと思います。
そこで今回は、実際に発酵マイスター養成講座のオンライン講座を受講してみました!オンラインでもリアル講座と同じ内容を受講できます。
この記事では、発酵マイスター養成講座をオンラインで受講するメリットやデメリット、受講の感想を紹介します。これから受講を考えている方は、よければ参考にしてみてください。
記事の監修・執筆
栄養士 赤石美波
小学校教諭第一種免許状・中学校教諭第一種免許状・栄養士免許取得。栄養士の学校を首席で卒業後、保育園栄養士として勤務。食育活動や料理教室講師・セミナー講演・料理イベント開催など料理・食関連の仕事に従事。
赤石美波のプロフィール詳細
記事監修・執筆:栄養士 赤石美波
小学校教諭第一種免許状・中学校教諭第一種免許状・栄養士免許取得。栄養士の学校を首席で卒業後、保育園栄養士として勤務。食育活動や料理教室講師・セミナー講演・料理イベント開催など料理・食関連の仕事に従事。
日本発酵文化協会の発酵マイスターとは?取得のきっかけ
日本発酵文化協会は、2012年に設立された団体で、ちょうど塩麹ブームの時期にできました。
「伝統食文化を一過性のブームとしてとらえるのではなく、さらなる日本の地域活性化と繋げながら、現代の日本人の食生活をより良いものにするための一端を担いたい」という想いのもと設立されたそうです。
協会では、麹・甘酒・味噌・醤油を学べるベーシック講座をはじめ、発酵マイスターや発酵プロフェッショナル等の認定講座・発酵検定試験も実施。「講師の先生のお話がわかりやすい」「発酵食品がもっと好きになった」と受講生の口コミも好評です。
発酵検定の受講体験談は>>【発酵検定とは?難易度と合格率】独学できる!過去問なし&テキスト
ベーシック講座 | 麹教室 甘酒教室 味噌教室 醤油教室 |
資格制度 | 発酵マイスター 発酵プロフェッショナル 発酵検定 |
その他 | 特別講座 蔵元セミナー 企業セミナー ワークショップ 発酵ツアー |
講座は上記以外にも、「五斗納豆づくり講座」や「酒粕味噌床づくり」「新生活が始まる春に気をつけたい腸内環境」(一例)など、季節や発酵食品に関連した講座が多数開かれています。
発酵マイスター資格取得のきっかけ
発酵マイスターを取得しようと思ったきっかけは、身近に発酵食品が好きな友人が多かったことです。栄養士学校に通っていたこともあり、食べ物や健康に興味のある友人が周りに多く、発酵食品には5年ほど前から興味がありました。
昔ながらの手仕事にも興味があり、勉強のために手作りで味噌作りの研修に参加したこともきっかけとなり、「発酵についてもっと深く学んでみたい!」と思い、まずは発酵マイスターのベーシック講座「麹教室」に参加することに。
ベーシック講座が思った以上に面白く、もっと深く学んで資格取得までしてみたい!と思い発酵マイスターを受講することにしました。
日本発酵文化協会の発酵マイスター養成講座の費用は176,000円!合格率
発酵マイスター養成講座の費用は、176,000円です。受講資格として必要なベーシック講座(6,600円×4回分)も合わせるとプラス26,400円が必要なので、総額で202,400円の費用がかかります。
資格の有効期限は1年間で、資格を維持するためには毎年更新料金の11,000円を支払う必要がありますが、ベーシック講座4科目と、企業セミナーまたは蔵元セミナーをそれぞれ年1回に限り無料で受講することができたり、発酵マイスター養成講座を割引価格で再受講することができる(空席がある場合)などメリットも多数あります。
団体名 | 一般社団法人 日本発酵文化協会 |
講座種類 | 発酵マイスター養成講座 |
講義時間 | 120分×8回 (4日間) |
場所 | 東京会場または オンライン(zoom) |
費用 | 176,000円 |
年会費 | 11,000円 |
講座監修 | 農学博士・元東京農業大学応用生物科学部醸造科学科 教授・ 公益財団法人日本醸造協会 幹事・ 一般社団法人中央味噌研究所 理事の柏木豊氏監修 |
発酵マイスター養成講座の「オンライン講座」はパソコンがなくてもスマホやタブレットでもOKです。Wi-Fiが確保できる場所で、電源をつないだ状態での受講がおすすめです。
ベーシック講座とは?
日本発酵文化協会が実施している発酵マイスター養成講座を受講するためには、事前に4つのベーシック講座(味噌・甘酒・醤油・麹)を受講済みであることが必要です。
ベーシック講座は料理教室ではなく、講義を聞くのと、醤油や味噌、甘酒を仕込む作業がセットになっている2時間の講座になっています。詳細は、以下の記事で紹介しています。
>>【日本発酵文化協会】ベーシック講座の麹教室を受講した感想
>>【日本発酵文化協会のベーシック講座「醤油教室」】受講した感想
>>【日本発酵文化協会のベーシック講座「甘酒教室」】受講した感想
>>【日本発酵文化協会のベーシック講座「味噌教室」】受講した感想
講座は、麻布十番の会場でも受けられますが、オンラインでも学ぶことができるため外出を避けたい方や地方に住んでいて通学がむずかしい方にも便利!私も今回オンラインで受講することにしました。
日本発酵文化協会の発酵マイスター養成講座の口コミ!受講の流れをレポート
日本発酵文化協会の発酵マイスターは、以下の手順で資格取得できます。
発酵マイスターを取得するためには、麹・甘酒・醤油・味噌の4つのベーシック講座の受講が必要です。
各回2時間ずつの講座で費用は1回あたり6,600円。オンラインでも受講することができるため、遠方の方や外出を控えたい方にも便利です。
受講を検討している方は、スケジュールをあらかじめ確認し、申し込みの締め切りが過ぎないよう意識すると良いと思います。定員もあるので、受講したい方は早めの申し込みが良いでしょう。もちろん、受講資格に必要なベーシック講座の受講も忘れずに!
3〜4日前くらいに講座で使う材料とテキストが自宅に届きました。事前に届く教材はこちら。クール便で届きます。
- 講座テキスト一式
- 試食・試飲調味料セット
- 発酵食品ランチレシピ
- レポート提出関連書類
ベーシック講座とは比べ物にならないほどたくさん教材が届きました!試食・試飲用の調味料もたくさんあり、4日間の講座が楽しみになります。
発酵マイスター講座は全部で4日間あります。途中でお昼休憩がありますが、10:30〜15:30(最終日は16:00)まで連続で行われかなりボリューミー!
パソコン・タブレット・スマホのどれでも受講ができますが、画面が広い方がスライドがよく見えるのでパソコンやタブレットがおすすめです。私はパソコンを使いました。
テキストには書き込みをするので、シャーペンやボールペンなど筆記用具と、マーカーや付箋があると特に便利です。
1日目は発酵や発酵食品の概論・大枠を学びました。発酵食品に重要な役割を持つ微生物について学びます。
途中で魚醤の食べ比べも!事前に届いた、さまざまな種類の魚醤をスプーンにとって食べ比べ。調味料は塩分が高くかなり喉が渇くので、水を用意しておくと良いと思います。
2日目は、乳酸発酵・アルコール発酵・酢酸発酵の三大発酵や栄養素について学びます。醤油や味噌の試食も!これほどたくさんの味噌を食べ比べたことはなく珍しい体験ができました。
色も香りも味もさまざまで、組み合わせを考えるのも楽しそうです。味噌のほかにも、醤油も試飲しました。
講義3日目の内容は清酒・酢・みりん・納豆。みりんや酢・納豆の食べ比べをします。
清酒やみりんの歴史から分類まで、細かい内容を学びます。
4日目は甘酒と塩麹について学びます。甘酒の飲み比べや麹の食べ比べも!麹は直接食べるのはもちろん初めて。どんな味がするのか不安でしたが、カリカリとお煎餅のような食感で思ったよりも食べやすかったです。
午後は振り分けられた班のメンバーで研究発表会がありました。私たちの班では、甘酒などの発酵食品を使ったドリンクの商品開発を想定し発表しました。
この発表がなかったら、なかなか受講生どうしで関わるタイミングがなかったので本当に良い機会だと思いました。受講1日目からLINEで連絡を取り合って、実際に試作した甘酒ドリンクやイラストを見せ合って、どう発表するか相談し計画を練りました。
研究発表と聞くとちょっと面倒…と思う方もいるかもしれませんが、受講生の方と仲良くなれるチャンスなので楽しいですよ!
講義を受け終わったら、指定の期日までに提出する課題レポートと、試験勉強を開始します!課題レポートの詳細は講義で説明してもらえるので安心。
試験対策に集中するためにも、課題レポートはなるべく早めに取り組むのがおすすめです。
課題レポートを郵送したら、試験勉強!テストに向けて対策します。
課題レポートと試験結果の両方が採点対象になるので、自分でも納得のいくものができるよう丁寧に作りました。
教材の中にレターパックがついてくるので、自分でレポートを印刷しアンケートなど関連書類とともに入れて郵送します。
課題レポートを郵送したら、試験勉強!私は単語帳を作ってクイズ形式で学習を進めました。
口でブツブツつぶやいたり、紙に書くことで目と口と手をフル活用して暗記!この方法でしっかりと頭に叩き込むことができました。
講座終了後の約1ヶ月後にオンラインで資格試験を受験します。カメラ機能をオンにし、当日事務局から送られてくるURLにアクセスして問題を解きます。
カンニングはもちろんNG!カメラで監視されているので、カンニングしている人は視線や動作ですぐにわかってしまいます。
制限時間は2時間で、記述問題もあり。テストに出るところは事前に解説してもらえますが、そっくりそのまま出題されるわけではありません。
4日間の講義を集中して聞き、講義が終わった後の記憶が新鮮なうちにテキストをしっかりと読み込んで内容を理解しておくのがおすすめです。
受験後、1〜2ヶ月ほどで合否通知が届きます。
再受験の場合、11,000円かかるのでなるべく一発合格を目指しましょう!
日本発酵文化協会の発酵マイスター講座「オンライン」のメリットとデメリット
日本発酵文化協会の発酵マイスター講座はオンラインでも受けられるみたいだけど、デメリットはないの…?と気になっている方も多いと思います。
結論、オンラインのデメリットはほぼ感じられませんでしたが、挙げるとすれば「お昼ごはんの発酵ランチが食べられない」のと、「一緒に受講する仲間と、オンラインで顔を合わせることはできるが直接会うことはできない」点だと思いました。
4日間の発酵マイスター講座で食べられる発酵ランチは、東京会場で受講する場合は現地で食べることができますが、オンラインだと食べることができません。
発酵づくしのランチ🫶
— ロシアン佐藤|Russian Sato 👾 (@RussianSato) December 1, 2022
発酵マイスター養成講座1日目終わりました◎
今日はベーシック講座できいたことや、発酵検定の勉強でやった事の復習的な感じだった🫶
たのし🧚♀️ pic.twitter.com/fyKdyjNS6O
しかし、当日出る発酵ランチのレシピはもらうことができるので、気になる方は自宅で再現することができます。
また、受講生と直接会うことはできませんが、班に分かれての研究発表があるなど受講生どうしで関わる機会がはあり、交流することはできます。
私の班でも、「実際に日にちを合わせてリアル講座でお会いしましょう!」という話になっていて、受講生と会うのを楽しみにしています。発酵食品や腸活に興味のある仲間どうしなので、話も弾むこと間違いなしですね。
日本発酵文化協会の発酵マイスター養成講座【オンライン】感想・口コミまとめ
- テキストは農学博士・元東京農業大学応用生物科学部醸造科学科 教授・公益財団法人日本醸造協会 幹事・一般社団法人中央味噌研究所 理事の柏木豊氏監修で信頼感抜群!発酵をより理論的に学べる
- 講義を聞く&実食をリアルタイムで取り組め、質問タイムもあり疑問点もすぐに解消
- 講義中や調味料の食べ比べなど、常にカメラがONになっているので、ほかの参加者の方が見えて一緒に作っている感じがしオンラインでもかなり楽しめる
- ランチは食べられないが、当日現場で出している発酵ランチのレシピがついてくるので、自分で作って楽しめる
- 班のメンバーで協力して研究発表に向けて準備する作業があり、受講生どうしで横のつながりが作れる
- 講義を受けて終わりではなく、試験に向けて対策する中で知識が確実に身につく
- 講義の中や講義後に送られてくるURLから事前にオンラインテストのやり方を試せるので、操作が不安な方も安心
講義の中でも、特に発酵食品は薬ではなく即効性はない。細く長く続けること(少しずつ毎日摂る)が大事という点が非常に印象に残りました。体にいいからといって、一気に大量に食べるのは良くないですよね。毎日コツコツと続けるように意識するようになりました。
また、スウェーデンの伝統的な発酵食品で、ニシンを塩漬けにして発酵させた「シュールストレミング」の缶開けの様子の動画もなかなか衝撃的でした!晴れていると噴き上がります。ほか随所に画像や動画、図解が織り込まれていてわかりやすく学ことができました。
講義形式で発酵食品に精通した先生のお話を聞きながら、ほかの受講生の方とリアルタイムで学ぶのは思った以上に楽しく、オンラインのデメリットを感じることなく受講することができました。
受講を迷っている方がいれば、ぜひまずはベーシック講座の「麹・甘酒・味噌・醤油」の中から自分の興味のあるものを選んでみてください。先生のお話も面白く、発酵についてより理解が深まるのでおすすめです。
日本発酵文化協会のワークショップ・特別講座体験記
>>【日本発酵文化協会】特別講座「麹水で仕込むもちもちパニーニ」受講
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