【発酵食品ソムリエを独学するならこの本】代用できる！市販本でOK

「資格検定といえば、独学で勉強するもの」というイメージがあり、発酵食品ソムリエも独学できるのか気になっている方も多いと思います。

とはいえどうにか独学できないかと思い、発酵食品ソムリエと似たような内容を独学できる本を、実際に買って読んでみました。

発酵食品ソムリエ講座と同じ学習内容をどうしても独学したい方は、本選びの参考にしてみてください。

発酵食品ソムリエ以外の資格講座は>>発酵資格はどれがいい？腸活おすすめ34種類！通信講座一覧比較・独学で取れる検定

発酵食品ソムリエ資格は独学できない

発酵食品ソムリエは通信講座を受講しなければならず、独学できません。

独学の場合、自分で本を何冊か買ったり、YouTube動画や発酵食品や腸活が特集された雑誌を読んで学ぶことになります。

腸活・発酵食品のおすすめ本は、以下の記事で紹介しています。

>>【発酵食品の勉強おすすめ本13選】麹やレシピ本を全部読んでみた

>>【腸活や腸内環境・細菌勉強おすすめ本14選】レシピ本あり

発酵食品ソムリエ資格講座と独学の場合で、特徴や費用などを比較しました。

資格講座	独学	発酵食品ソムリエ
学習形式	市販書籍で独学	通信教育
学習期間	期限なし	3ヶ月
サポート	サポートなし	6ヶ月 1日3問まで質問可能
費用	目安1,000円〜(書籍代)	32,000円
メリット	費用が抑えられる	大事なポイントだけ学び、資格取得もできる
デメリット	・資格は取れない ・知識を客観的に証明できない	・独学より費用がかかる ・国家資格ではない

独学は通信教育よりも費用は抑えられますが、独学では勉強の範囲や大事なポイントがわからずに、途中で勉強をやめてしまうケースも。

わからないことがあったらいつでも質問できるので、存分に活用してみましょう！

通信講座では、学ぶ期間が決まっているのもメリット。期限を決めて、その中で重要なポイントだけを学べるのもよいところです。

発酵食品ソムリエと似た内容を独学できる市販の本5選

発酵のしくみや発酵食品を学ぶなら、わざわざ通信講座まで買う必要はないかも…と思ったら、本で独学してみてもよいと思います。

メインテキスト1と似た内容を独学できる2冊

発酵食品ソムリエ講座のメインテキスト1と似た内容を独学するなら、「発酵のことが一冊でまるごとわかる」「発酵検定公式テキスト」がおすすめです。

発酵食品ソムリエ講座の「甘酒」の項目と、発酵検定の本の「甘酒」の項目は、イラストは発酵食品ソムリエ講座の方が多いものの、甘酒の概要など似た内容を学べると感じました。

↓左：発酵食品ソムリエ講座・右：市販の発酵検定テキスト

↓左：発酵食品ソムリエ講座・右：「発酵」のことが一冊でまるごとわかる

発酵にかかわる微生物の項目をはじめ、発酵のしくみに関しては、「発酵のことが一冊でまるごとわかる」の本で、発酵食品ソムリエ講座と同じような内容を独学できます。

メインテキスト2と似た内容を独学できる1冊

発酵食品ソムリエ講座の教材を実際に読んでいたところ、テキスト2は腸活について書いてありました。発酵食品ソムリエ講座の腸活の項目は、市販の本「新しい腸の教科書」で代用できます。

発酵食品ソムリエ講座の「便秘」の項目の話は、まったく同じではありませんが、市販本「新しい腸の教科書」にも書いてありました。

同じように、発酵食品ソムリエ講座の「腸内環境と心」の項目の話は、市販本「幸せホルモンのセロトニンの9割は腸で作られる」のページにも書いてありました。

発酵食品図鑑に相当する「発酵はおいしい！」

発酵食品ソムリエ講座の教材「発酵食品図鑑」と同じような内容を独学するなら「発酵はおいしい！」がおすすめです。

「発酵はおいしい！」は、日本や世界の発酵食品を、イラストで見て楽しく独学できる内容です。発酵食品ソムリエとの共通点は「ビジュアルで理解できる」こと。どちらも圧倒的にわかりやすいです。

市販本の「かつお節」「ザワークラウト」の項目と、発酵食品ソムリエ講座の「鰹節」「ザワークラウト」の項目など、内容が完璧に同じではないものの、似た内容を独学できます。

個人的に「発酵はおいしい！」の本は、この1冊で発酵食品ソムリエ講座に匹敵するくらいの内容を学べると感じたので、一冊持っておくことをおすすめします。

発酵食品ソムリエのレシピ本の独学なら「寺田本家」

発酵食品ソムリエ講座には、教材にレシピ本がついてきます。

発酵食品ソムリエ講座のレシピ本とまったく同じレシピ…とはいきませんが、発酵食品レシピを独学するなら「寺田本家」がおすすめです。

ほかにも、チーズと酒粕で使っている材料は違いますが、どちらのレシピ本にも発酵食品を使ったグラタンのレシピが載っていました。

これらはあくまで一例ですが、発酵食品を使ったレシピを独学するなら、発酵食品ソムリエ講座ではなくても教材にすることができます。

大前提として、発酵食品ソムリエ講座のレシピ本と完璧に同じものを独学、というわけにはいきません。しかし、個人的には、独学でも発酵食品ソムリエの教材のレシピ本に匹敵する内容を学べると感じました。

↓左：発酵食品ソムリエのレシピ本・右：寺田本家の発酵食品レシピ本

発酵食品ソムリエの動画を独学するなら「榎本美沙さん」「発酵食大学」

発酵食品ソムリエの動画内容と似た内容を独学するなら、榎本美沙さんと発酵食大学がおすすめです。

↓榎本美沙さんの発酵あんこの動画

↓発酵食大学の甘酒の動画

この投稿をInstagramで見る

榎本美沙(@misa_enomoto)がシェアした投稿

この投稿をInstagramで見る

発酵食大学｜腸活レシピ(@hakkousyokudaigaku)がシェアした投稿

私もよく見ているインスタや動画チャンネルで、どちらも発酵食品を使ったレシピが好評です。発酵食品ソムリエのレシピ本の独学の代わりにもなると思います。

>>発酵食品レシピ本を多数出版！榎本美沙さんのYouTubeチャンネルはこちら

>>Instagramも大人気！発酵食大学さんのYouTubeチャンネルはこちら

発酵食品ソムリエの内容を独学した場合のデメリット

発酵食品ソムリエの内容を独学した場合のデメリットを、以下にまとめました。

発酵食品ソムリエ講座と似た内容を本で独学できますが、添削問題を解いて学んだ知識をアウトプットしたり、質問をしたりすることはできません。

↓発酵食品ソムリエ講座の添削課題

また、独学では発酵食品ソムリエの資格を取ることができないのもデメリットです。

学んだことを形に残したい方や、SNSでの発信活動に役立てるなど、外に向けてアピールしたい方は、独学よりも発酵食品ソムリエ講座の受講がおすすめです。

発酵食品ソムリエと似た内容の独学に、読書で達成感がない方は「発酵検定」

発酵食品ソムリエと同じような内容を本で独学できるとはいっても、本を読んだだけだと何も残らない…「何か形にして、学んだ結果を残したい！」という方は、独学できる発酵検定がおすすめです。

発酵検定は、市販されている対策本で独学ができる検定です。発酵食品ソムリエのように、通信講座を買わなければいけないなどの決まりはありません。

受験料金は6,200円、独学用の公式テキストは1,650円です。希望者のみ受けられる対策講座3,300円を含めても、約1万円で検定が取れてしまいます。

発酵食品ソムリエ	発酵検定
32,000円	6,200円＋1,650円＋3,300円 総額11,150円

発酵食品ソムリエの32,000円と比べると、独学できる発酵検定は、料金を3分の1程度に抑えることができます。

発酵検定の詳しい内容を知りたい方は、「【発酵検定とは？難易度と合格率】過去問テキストと問題集」をチェックしてください。

発酵食品ソムリエの独学に関するよくある質問

発酵食品ソムリエ資格は独学できますか？

発酵食品ソムリエ資格は独学できません。

書店やネットで販売されているテキストを使って独学ができないため、発酵食品ソムリエ講座で学ぶ必要があります。

市販テキストで独学するなら発酵検定がおすすめです。

発酵食品ソムリエと同じような内容を独学するなら、どの本がおすすめですか？

発酵食品ソムリエと同じような内容を独学するなら、いちばん適しているのは「発酵はおいしい」という本です。

発酵食品ソムリエ講座のテキストよりも文字が小さいのがネックですが、イラストがふんだんに使われていて、眺めているだけでも楽しい内容です。楽しく独学できます。

検定情報はこちら>>【発酵食品ソムリエの合格率】試験の難易度は？受験してみたら簡単だった

講座レビューはこちら>>【ユーキャン発酵食品ソムリエ口コミ】受講してみた感想を正直レビュー！

仕事への役立て方の情報はこちら>>【発酵食品ソムリエの仕事内容や就職・求人】履歴書に書ける

まとめ：発酵食品ソムリエは独学できない！通信講座を受講しよう

発酵食品ソムリエは独学できません。独学するなら、同じ発酵食品関連の資格検定「発酵検定」がおすすめです。

市販の本で独学もできるので、発酵食品ソムリエと似た内容を独学したい場合は、参考にしてみてください。