資格取得の際、受講した人の口コミや感想がわからないと、なかなか申し込みに踏みきれないですよね。
私もコーヒーの勉強に興味があり資格が気になっていたので、実際に講座を申し込んでみました!この記事ではテキストのレビューなど、感想をお伝えします。
ほかにも、この3つを記事で解説しています。
ラーキャリのコーヒープロフェッショナルとは?資格講座の合格率や難易度・試験日程
コーヒープロフェッショナルは、通信教育のラーキャリが販売している講座で取れる資格です。
添削課題を提出しなくても試験に進めるため、資格取得を急いでいる方や、やりとりが面倒な方にはピッタリです。
講座・試験概要はこちらです。
項目 | 説明 |
---|---|
資格講座 | コーヒープロフェッショナル |
資格認定 | 一般社団法人 日本技能開発協会 |
販売 | ラーキャリ |
受験資格 | 特になし |
費用 | 【通信講座+試験】 付属品あり 60,500円 【通信講座+試験】 付属品なし 49,500円 【試験のみ】 11,000円 ※他コースあり |
試験内容 | コーヒーの歴史 コーヒーの淹れ方 |
学習期限 | 制限なし |
ラーキャリの「コーヒープロフェッショナル資格取得講座」のポイント
- 受講期限がないので、自分のペースでゆっくり学びたい方におすすめ
- 【通信講座+試験】と【試験のみ】と【通信講座のみ】など希望に応じて複数パターンから選べる
- 添削課題を提出しなくても本試験に進めるため、資格取得を急いでいる方におすすめ。申込から資格取得まで最短約3週間
ラーキャリのコーヒープロフェッショナルの口コミ【教材を買ってみた】
公式サイトを見て内容が良さそうだったので、教材を買ってみました!
ラーキャリのコーヒープロフェッショナル資格取得までの手順は以下の4ステップで、学習したら任意で添削課題を提出し、在宅で資格試験を受ける形になります。
ステップ1.ネット申込
まずはネット申込をします。
右上の「受講申し込み」と書かれたピンク色のボタンをクリックして、名前や住所などの情報を入力します。
申し込んだら、あとは教材が届くのを待つだけ!一括払い(60,500円・他プランもあり)でもいいし、予算が厳しい…という方は、クレジットカードの分割払いでもOKです。
ステップ2.ラーキャリのコーヒープロフェッショナル資格講座の教材到着
申し込んでから1週間くらいすると、教材が届きます。私がコーヒープロフェッショナル資格講座を申し込んだときは、5日で届きました。
届いた教材は、公式サイトに書いてあるとおりのラインナップです。
- 教材テキスト1冊
- 問題集
- 添削課題
- 添削課題返送用封筒
- 本試験
- 本試験返送用封筒
- 付属品(コーヒーミル・コーヒー豆4種類)
ステップ3.テキストと問題集で学習
教材が届いたら、教材テキストと問題集で学習開始!空き時間を見つけてコツコツ進めてもいいし、休みの日などまとまった時間が確保できそうなら、一気に進めます。
内容は目から鱗のものばかり。コーヒーの発祥や歴史、カップや豆の種類、コーヒーの淹れ方など、初心者でも楽しく学べるようになっています。特に、サイフォン式コーヒーの仕組みに興味を持ちました。
テキストを読んで、コーヒーの実や木を実際に見てみたい!と思っていたところ、ちょうど参加していた農業体験でビニールハウスを訪れる機会があり、見ることができました。
試験対策テキストを一通り読んで頭に入れたら、次は問題集です。
問題集は10回分あり、1回につき10個の問題があるので、全部で100個の問題を解くことができます。
テキストを全部読み終わって問題集も終わったら、本番の試験に移ってもOK!「これで試験を受けるのは不安…もうちょっと対策したい」という方は、試験前に添削問題を解いて提出できます。
勉強の合間に、テキストで解説されていた「粗挽きと細挽きの違い」を体感するために、実際に飲み比べをしてみました。
手動のミルは、教材にセットでついてくるので、自分でどれがいいか選んだり、買いに行く手間がかかりません。
粗挽きと細挽きで比較!それぞれお湯を入れて飲み比べてみました。
テキストに書いてあった通り、粗挽きは表面積が少ない分あっさりとした味で、細挽きは表面積が大きい分、濃い味が抽出され苦味を強く感じました。
ニンニクのすりおろしの方が、粗みじんに比べて匂いや香りが強くなるのと一緒の原理だと思いました。
テキストに書いてあることを実際にやってみると、実感を伴って理解できるのでおすすめです。
実際に、ラーキャリの教材についてきた「スペシャルブレンド」の豆をひいて飲んでみました。ラーキャリのミルはひきづらかったので、ユーキャンの講座のミルを使いました。
「キューバ 王の頂きブレンド」も香りがよく、キューバとブラジルの豆のブレンドで苦味や酸味のバランスが良いと思いました。
「モカブレンド」は、エチオピアとブラジルの豆のブレンド。エチオピアの豆の特徴のフルーティーな香りと酸味が印象に残りました。
「コロンビアブレンド」は、コロンビアとブラジルの豆のブレンド。こちらは豊かな甘み・クセのない苦味が印象に残りました。
なお、多少値段が高くなっても道具の質がいいものを選ぶなら、ユーキャンのコーヒー講座を検討してみても良いかもしれません。
私は両方の教材を買って受講してみたのですが、器具面ではユーキャンの方が上かな…と思いました。
>>【ユーキャンコーヒー資格口コミ】UCC匠の珈琲受講の感想!ドリップマスター
ステップ4.添削問題を解いて提出(1回)
他社の通信教育「ユーキャン」や「キャリカレ」は、テキスト1冊目が終わったら、添削問題→テキスト2冊目が終わったら、添削問題、というように、テキストと添削問題を交互に行う仕組みになっている講座が多いです。
しかし、ラーキャリの場合は、「ここまでやったらこの添削問題をやる」のように明確に区切れているわけではなく、テキストや問題集の総まとめとして添削課題があります。
添削課題は提出はしてもしなくても良いのと、切手代は自己負担になりますが、私は本番の資格試験に向けてより準備をしておきたかったので、提出することにしました。
添削課題を提出すると、ラーキャリ運営事務局から試験評価シートを発行してもらえます。本番の試験に向けての復習に使えるので、添削課題が返送されてくるのを待ちます。
2週間半(私の場合は18日でした)くらいすると、ラーキャリから返送されてきます。
添削課題の採点結果と、採点をしてくれたスタッフによるコメントがもらえます。
このコメントをチェックしてから資格試験にのぞめば、間違ったところがわかるので確実です。
ステップ5.コーヒープロフェッショナル資格試験を受験
添削課題が全部終わると、次は資格試験です!
ただし、添削課題が返ってくるまでに20日ほどかかるので、その間に学んだ内容を忘れてしまいがち…なので、テキストや問題集、添削課題を復習してから本試験に臨むのが良いと思います。
本番の試験問題は、のりづけで封がしてあり、はさみで切ると中身が出てきます。
試験問題は、記述式・択一式などさまざまで、記号で選ぶものや記述するもの、単語を書くものがありました。
試験問題は、記述問題の答えを考えるのにやや時間が取られましたが、1時間もあれば全部解けました!
問題を解いたら、ついてきた返信用封筒に解答用紙を入れて郵送します。他社では切手代が自己負担のケースが多いですが、ラーキャリではその必要はないので好印象でした。
試験自体は、問題集や添削課題でまちがえたところを復習しておき、テキストの内容を理解しておけば大丈夫です。
ステップ6.コーヒープロフェッショナルの資格取得
試験に合格すると、資格認定証が入った合格通知書が2〜3週間で届きます。自分の勉強したことが形になるのは、独学では得られない、通信教育のメリットですよね。
合格通知の中には、本試験の採点結果。1問間違えてしまい、惜しくも98点…!でも合格できてひと安心です。
認定証は、かためのしっかりとしたファイルに入っており、紙自体も厚みがあって高級感があります。
他社ではペラペラの紙一枚で来るところもありますが、ラーキャリの認定証は資格の証明らしく質が良いと感じました。
コーヒープロフェッショナル資格試験の勉強は、基本的に家で空き時間に勉強しました。特に集中して教材を進めたいときは、近所のカフェに行ったりしました!
最後まで学び終わって、受講してよかったと感じました。テキストは簡潔にまとまっていてわかりやすいし、LINEでいつでも質問ができ、添削課題や問題集で自分の理解度も確認できるからコーヒーの知識がしっかりと身につきます。
独学だと、どこから始めてどの範囲まで学べばいいのか悩んでしまいますが、通信教育で教材としてまとまっていると、「これだけ知っておけば大丈夫」というところだけ勉強できるので、効率的に学べました。
ラーキャリのコーヒープロフェッショナル資格講座を受講した感想・口コミ評判
ラーキャリのコーヒープロフェッショナル資格講座を受講した感想や口コミ・評判を以下にまとめました。
良い口コミ・悪い口コミ両方ありますが、それぞれ見ていきましょう!
ラーキャリのコーヒープロフェッショナル資格講座の良い口コミ・評判
まずは、私が実際に受講してみて感じた3つの良い口コミを紹介します。
- 添削課題は提出しなくてもOK。回数が少ないのでスピーディー
- 質問回答が早いので、すぐに疑問が解決できる
- 受講期限がないので、自分のペースで勉強できる
【良い口コミ評判①】添削課題は提出しなくてもOK。回数が少ないのでスピーディー
ラーキャリの資格講座の添削課題提出は、必須ではありません。
テキストのほかに「問題集」がついてくるので、添削課題を提出しなくても試験対策はできますが、添削問題に取り組むことでより試験への不安を解消できます。
○×問題で解けて手軽!ちなみに、「×」の問題は、どこが間違っていて、どう直すと良いかまでわかっておくと、より試験への準備ができます。
切手代は自己負担になりますが、試験対策を万全にしたい方は取り組んでみてください。
【良い口コミ評判②】質問回答が早いので、すぐに疑問が解決できる
ラーキャリの講座は、LINEやメールで質問ができます。
メール返信は、平日の10時〜18時が基本となりますが、LINEの場合は時間外にも返信してもらえる場合があります。
通信教育は独学で本を読むのとは違い、わからない箇所があったときに、質問できる環境があるので便利です。
【良い口コミ評判③】受講期限がないので、自分のペースで勉強できる
通信教育は、時期によっては仕事や育児・家事などとの両立がむずかしく、気がついたら受講期限を過ぎていた…なんていうこともありますよね。気持ちが焦ると、勉強が中途半端になってしまうことも。
しかし、ラーキャリには学習時間の制限はありません。申し込みから試験まで、期限を気にせずに自分のペースで進めていけるので、じっくり知識を深めることができます!
ラーキャリのコーヒープロフェッショナル資格講座の悪い口コミ・評判
次に、私が実際に受講してみて感じた3つの悪い口コミを紹介します。
- 添削課題郵送分の切手代がかかる
- テキストに誤字があるのと、教科書に折り目が付きにくい
- コーヒーの知識は身につくが、カフェ経営・開業の内容は学べない
【悪い口コミ評判①】添削課題郵送分の切手代がかかる
添削課題の提出は希望者のみ受け付けてもらえますが、切手代は自己負担になります。
なお、添削課題ではなく「本試験」の方は切手不要で郵送できるので安心です。
【悪い口コミ評判②】テキストに誤字があるのと、教科書に折り目が付きにくい
テキストに接続詞の「を」が2回出てきたり、「.」が2回出てくるなど、明らかな誤字がありました。問題集に1問だけ、テキストには答えが書いていない問題が出てきたことも。
また、テキストの質感がやや固く、折り目をつけにくいので、勉強するときにテキストの両端を手か物で抑えないといけないのも、少し気になりました。
【悪い口コミ評判③】コーヒーの知識は身につくが、カフェ経営・開業の内容は学べない
コーヒープロフェッショナル講座では、コーヒーの歴史や豆の種類、淹れ方などコーヒーに関する知識は学べますが、カフェ経営や開業に関する内容は学べません。
コーヒーの知識というより「カフェ経営を学びたい」方は、コーヒースペシャリスト講座ではなく「カフェテリアマネージャー資格取得講座」がおすすめです。
ラーキャリのコーヒープロフェッショナル以外の資格講座
ラーキャリのコーヒープロフェッショナル以外にも、コーヒーに関する資格はたくさんあります。
コーヒーに関する資格を、比較しやすいよう表にまとめました。
資格講座 | 費用 | 申込先 | 資料請求(無料) | 特長 | 内容 | 映像教材 | 質問回答 | 添削指導 | 学習期間 | サポート期間 | 資格認定 | 講座販売 |
UCCドリップマスター | 39,000円〜 69,000円 | 今すぐ申込む | >>無料資料請求 | ・2種類のコースから選べる ・資格取得できるコースあり | ・豆の特徴や保存方法 ・スイーツ等の組み合わせ | あり (DVD3巻) | 1日3回まで (メール/郵送) | 3回 (郵送/web) | 約4ヶ月 | 8ヶ月 | 一般財団法人 UCCコーヒーアカデミー | ユーキャン |
カーサバリスタ | 75,900円 | 今すぐ申込む | >>無料資料請求 | ・業界最長のサポート期間 ・コーヒーと紅茶どちらも学べる ・認定証の見栄えが良い | ・コーヒーのおいしい淹れ方 ・店のコンセプト設計 | あり (DVD1巻/パソコン・スマホ閲覧可) | 回数制限なし (メール/郵送) | 3回 (郵送/web) | 約3ヶ月 | 700日(約2年) | 一般財団法人 日本能力開発推進協会 | キャリカレ |
コーヒープロフェッショナル | 49,500円 | 今すぐ申込む | >>詳しく見る | ・期限がないので、ゆっくり学びたい人におすすめ ・試験のみ等、コース数種類あり | ・コーヒーの歴史 ・コーヒー豆の種類や産地 | なし | 回数制限なし (メール/LINE) | 1回 (郵送)※提出しなくても良い | 期限なし | 期限なし | 一般社団法人 日本技能開発協会 | ラーキャリ |
コーヒースペシャリスト | 38,500円 | 今すぐ申込む | >>詳しく見る | ・紙のテキストがないので、学習・受験はスマホorパソコン ・認定証が英語 | ・コーヒーのおいしい淹れ方 ・ラテアートの作り方 | なし | 回数制限なし (メール) | なし | 約1ヶ月 | 180日(約半年) | 一般社団法人 日本能力教育促進協会 | フォーミー |
コーヒーソムリエ | 95,000円 (試験必要) 115,500円 (試験免除) | 今すぐ申込む | >>無料資料請求 | ・プラチナコースは一度に2つの資格取得ができる ・認定証は別途5,500円必要 | ・コーヒー豆の種類や産地 ・コーヒーカップの種類 | なし | 回数制限なし (メール/郵送) | 5回 (郵送) | 約2-6ヶ月 | 12ヶ月 | 日本安全食料料理協会 | ・SARAスクール ・諒設計アーキテクトラーニング |
カフェオーナー経営士 | 95,000円 (試験必要) 115,500円 (試験免除) | 今すぐ申込む | >>無料資料請求 | ・プラチナコースは一度に2つの資格取得ができる ・認定証は別途5,500円必要 | ・店舗経営に必要な知識 ・開業に関する専門知識 | なし | 回数制限なし (メール/郵送) | 5回 (郵送) | 約2-6ヶ月 | 12ヶ月 | 日本安全食料料理協会 | ・SARAスクール ・諒設計アーキテクトラーニング |
コーヒーコーディネーター | 70,400円 | 今すぐ申込む | >>無料資料請求 | ・学科4回・実技4回の課題提出できめ細かい指導 | ・各生産国の香味の特徴 ・カフェスイーツの作り方 | なし | 回数制限なし (メール/郵送) | 8回 (郵送) | 6ヶ月 | 9ヶ月 | 日本創芸学院 | ハッピーチャレンジゼミ |
※資格講座の詳細は変更される可能性があります。最新情報の確認をお願いします。
他社と比較したラーキャリの「コーヒープロフェッショナル資格取得講座」のポイント・強み
- 受講期限がないので、自分のペースでゆっくり学びたい方におすすめ
- 【通信講座+試験】と【試験のみ】と【通信講座のみ】など希望に応じて複数パターンから選べる
- 添削課題を提出しなくても本試験に進めるため、資格取得を急いでいる方におすすめ。申込から資格取得まで最短約3週間
コーヒー関連の資格は、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>【通信で学べるコーヒー・カフェのおすすめ資格5選】口コミ・種類と比較
ラーキャリのコーヒープロフェッショナルの資格は独学できる?
コーヒープロフェッショナル資格は独学で取得できます
独学で資格試験のみ受けることはできます。
ラーキャリのコーヒープロフェッショナル資格講座を受講することで試験対策になりますが、対策なしで資格試験のみ受験してもOKです。
独学の場合、もともと職業の関連で知識があるか、もしくは自分で本を何冊か買ったり、YouTube動画や、コーヒーが特集された雑誌を読んで学ぶことになります。
しかし、独学では勉強の範囲や大事なポイントがわからずに、途中で勉強をやめてしまう人も多いです。
わからないことがあったらいつでも質問できるので、存分に活用してみましょう!
ラーキャリのコーヒープロフェッショナル資格講座の口コミ評判・試験概要まとめ
ラーキャリの「コーヒープロフェッショナル資格取得講座」のポイント
- 受講期限がないので、自分のペースでゆっくり学びたい方におすすめ
- 【通信講座+試験】と【試験のみ】と【通信講座のみ】など希望に応じて複数パターンから選べる
- 添削課題を提出しなくても本試験に進めるため、資格取得を急いでいる方におすすめ。申込から資格取得まで最短約3週間
ラーキャリのコーヒープロフェッショナル資格講座は、受講を申し込んでも、8日以内なら送料負担のみで返品・返金もできます。
「実際にテキストを見ないと、どんな感じなのか不安…」という方も、安心して申し込めるので、この機会に資格試験にぜひチャレンジしてみてください。
【関連】ラーキャリのコーヒープロフェッショナルと合わせて取得したい資格講座
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