【食育実践プランナーを独学するならこの本】代用できる！市販本でOK

「資格検定といえば、独学で勉強するもの」というイメージがあり、食育実践プランナーも独学できるのか気になっている方も多いと思います。

とはいえどうにか独学できないかと思い、食育実践プランナーと似たような内容を独学できる本を、実際に買って読んでみました。

食育実践プランナー講座と同じ学習内容をどうしても独学したい方は、本選びの参考にしてみてください。

食育実践プランナー以外の資格講座は>>【食に関する国家資格おすすめ一覧と難易度】栄養の勉強がしたい主婦の私が簡単に取得！

食育実践プランナー資格は独学できない

食育実践プランナーは通信講座を受講しなければならず、独学できません。

独学の場合、自分で本を何冊か買ったり、YouTube動画や食や栄養学が特集された雑誌を読んで学ぶことになります。

食育や栄養学に関する本は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

>>【全部読んだ】栄養学と食の勉強・独学おすすめ本27選・趣味わかりやすい

食育実践プランナー資格講座と独学の場合で、特徴や費用などを比較しました。

資格講座	独学	食育実践プランナー
学習形式	市販書籍で独学	通信教育
学習期間	期限なし	6ヶ月
サポート	サポートなし	12ヶ月 1日3問まで質問可能
費用	目安1,000円〜(書籍代)	39,000円
メリット	費用が抑えられる	大事なポイントだけ学び、資格取得もできる
デメリット	・資格は取れない ・知識を客観的に証明できない	・独学より費用がかかる ・国家資格ではない

独学は通信教育よりも費用は抑えられますが、独学では勉強の範囲や大事なポイントがわからずに、途中で勉強をやめてしまうケースも。

わからないことがあったらいつでも質問できるので、存分に活用してみましょう！

通信講座では、学ぶ期間が決まっているのもメリット。期限を決めて、その中で重要なポイントだけを学べるのもよいところです。

食育実践プランナーと似た内容を独学できる市販の本5選

食育実践プランナー講座を買ってみたものの、これって市販本でも似た内容を独学できるんじゃ？と思い、食育や栄養学に関する本を買ってみました。

結果、食育実践プランナーのテキスト1と2,4、目利き便利帳に関する内容は、市販本でも独学できますが、テキスト3と5、副教材「食育実践アイデアブック」「食育実践レシピ集」に関する内容がむずかしいと思いました。

講座テキスト	独学に使える市販本
食育実践プランナーテキスト1	からだにおいしい野菜の便利帳 からだにおいしい魚の便利帳 ポプラディア情報館「郷土料理」
食育実践プランナーテキスト2	一生役立つ きちんとわかる栄養学
食育実践プランナーテキスト4	からだにおいしい野菜の便利帳 からだにおいしい魚の便利帳 調味料の便利帳
食育実践プランナーテキスト3,5 副教材「食育実践アイデアブック」 副教材「食育実践レシピ集」	なし
食育実践プランナー副教材「目利き便利帳」	からだにおいしい野菜の便利帳 からだにおいしい魚の便利帳

以下でくわしく解説します。

メインテキスト1と似た内容を独学できる2冊

食育実践プランナー講座のメインテキスト1と似た内容を独学するなら、「からだにおいしい野菜の便利帳」「からだにおいしい魚の便利帳」がおすすめです。

↓左：食育実践プランナー講座・右：市販本「からだにおいしい野菜の便利帳」「からだにおいしい魚の便利帳」

食育実践プランナー講座には「郷土料理」など日本の地方で古くから作られている料理の説明があり、市販本でも伝統野菜や魚など、郷土に根ざした料理が紹介されています。

↓左：食育実践プランナー講座の郷土料理ページ・右：市販本「野菜・魚の便利帳」の郷土料理ページ

また、図書館でも郷土料理の本「ポプラディア情報館」を見つけました。この本も食育実践プランナー講座のテキスト1の内容の独学に適していると思います。

野菜の便利帳シリーズは、野菜や魚、フルーツ、調味料などいくつか種類があり、どれも写真が豊富で読みやすくおすすめです。

メインテキスト2と似た内容を独学できる1冊

食育実践プランナー講座の教材を実際に読んでいたところ、テキスト2は栄養学や消化吸収のしくみについて書いていました。

食育実践プランナー講座の栄養素の項目は、市販の本「一生役立つ きちんとわかる栄養学」で代用できます。

食育実践プランナー講座の「たんぱく質」の項目の話は、まったく同じではありませんが、市販本「一生役立つ きちんとわかる栄養学」にも書いてありました。

同じように、食育実践プランナー講座の「脂肪酸」の項目の話は、市販本「一生役立つ きちんとわかる栄養学」の「脂肪酸」のページにも書いてあります。

正直、この部分は食育実践プランナー講座よりも、市販本の方がカラフルでわかりやすいと思いました。

食育実践プランナー講座のメインテキスト3,5と似た内容を独学できる本は、一致するものが見当たりませんでした。

また、食育実践プランナー講座の副教材「食育実践アイデアブック」と「食育実践レシピ集」も、合致する市販本が見当たりませんでした。

そのため、市販本にない部分は、食育実践プランナー講座で学ぶ意義があると思いました。

メインテキスト4と似た内容を独学できる3冊

食育実践プランナー講座の教材を実際に読んでいたところ、テキスト4は調味料や、野菜や肉、魚などの食材について書いていました。

食育実践プランナー講座の、味噌や醤油、みりんなど調味料や、野菜・魚など食材の項目は、市販の本「からだにおいしい調味料の便利帳」「からだにおいしい魚の便利帳」「からだにおいしい野菜の便利帳」で代用できます。

食育実践プランナー講座の、味噌や醤油、みりんなど調味料の項目は、市販の本「からだにおいしい調味料の便利帳」の味噌のページで代用できます。

同じように、食育実践プランナー講座の、魚の項目は、市販の本「からだにおいしい魚の便利帳」の魚のページで代用できます。むしろ、食育実践プランナーよりも市販本の方が写真が多くわかりやすかったです。

とはいえ、今回紹介している市販本は「野菜」「魚」「調味料」などジャンルごとに分かれているので、一つにまとまっていないのがデメリットです。食育実践プランナーなら、この点をカバーできます。

目利き便利帳に相当する「野菜の便利帳」

食育実践プランナー講座の副教材「目利き便利帳」と同じような内容を独学するなら「からだにおいしい野菜の便利帳」「からだにおいしい魚の便利帳」がおすすめです。

「目利き便利帳」は、野菜や魚、肉の選び方をイラストで見て楽しく独学できる内容です。食育実践プランナーとの共通点は「どちらもビジュアルで理解できる」こと。どちらも圧倒的にわかりやすいです。

食育実践プランナーの「目利き便利帳」の白菜のページと、「野菜の便利帳」の白菜のページを見比べると、両方とも白菜の栄養素の話や選び方の話が書いてあり、内容が似ていました。

同じように、食育実践プランナー講座と野菜の便利帳の「りんご」「いわし」の項目を見比べると、内容が完璧に同じではないものの、似た内容を独学できます。むしろ詳しさでは、市販本の方に軍配が上がります。

個人的に「野菜の便利帳」の本は、この1冊で食育実践プランナー講座の半分くらいの内容を独学できると感じたので、一冊持っておくとよいでしょう。

何種類かありますが、野菜の便利帳の後に出版された「もっとからだにおいしい野菜の便利帳」がいちばんおすすめです。

野菜の便利帳シリーズの違いは>>【野菜の便利帳シリーズの違い】6冊全部買って比べてみた！徹底検証

食育実践プランナーの独学に関するよくある質問

食育実践プランナー資格は独学できますか？

食育実践プランナー資格は独学できません。

書店やネットで販売されているテキストを使って独学ができないため、食育実践プランナー講座で学ぶ必要があります。

市販テキストで独学するなら食生活アドバイザー検定がおすすめです。

食育実践プランナーと同じような内容を独学するなら、どの本がおすすめですか？

食育実践プランナーと同じような内容を独学するなら、いちばん適しているのは「一生役立つ きちんとわかる栄養学」という本です。

食育実践プランナー講座のテキストよりも文字が少し小さいのがネックですが、イラストがふんだんに使われていて、眺めているだけでも楽しい内容です。

健康や食事、栄養学の知識を楽しく独学できます。

食育実践プランナーの内容を独学した場合のデメリット

食育実践プランナーの内容を独学した場合のデメリットを、以下にまとめました。

食育実践プランナー講座と似た内容を本で独学できますが、添削問題を解いて学んだ知識をアウトプットしたり、質問をしたりすることはできません。

↓食育実践プランナー講座の添削課題

また、独学では食育実践プランナーの資格を取ることができないのもデメリットです。

学んだことを形に残したい方や、SNSでの発信活動に役立てるなど、外に向けてアピールしたい方は、独学よりも食育実践プランナー講座の受講がおすすめです。

食育実践プランナーと似た内容の独学に、読書で達成感がない方は検定もあり

食育実践プランナーと同じような内容を本で独学できるとはいっても、本を読んだだけだと何も残らない…「何か形にして、学んだ結果を残したい！」という方は、市販テキストで独学できる検定「食生活アドバイザー」がおすすめです。

食育実践プランナー講座の通信教育の39,000円と比べると、独学できる食生活アドバイザー検定は、受験料だけなら料金を3分の1程度、もしくはそれ以下に抑えることができます。

食育実践プランナー料金	食生活アドバイザー受験料金
39.,000円	・3級：5,500円 ・2級：8,000円 ・2.3級併願：13,500円

食生活アドバイザーのテキスト情報は>>【食生活アドバイザー独学本と参考書】テキストおすすめ2024最新版と勉強方法

食生活アドバイザーの講座情報は>>食生活アドバイザー通信講座おすすめはユーキャン！私の口コミ体験談

食生活アドバイザーの検定情報は>>【食生活アドバイザーいきなり2級を受けてOK】3級2級違いは？1級はない

まとめ：食育実践プランナーは独学できない！通信講座を受講しよう

食育実践プランナーは独学できません。独学するなら、同じ食育関連の資格検定「食生活アドバイザー検定」がおすすめです。

市販の本で独学もできるので、食育実践プランナーと似た内容を独学したい場合は、参考にしてみてください。

講座レビューは>>【ユーキャン食育実践プランナー口コミ評判】後悔やデメリットも正直レビュー

講座内容を代用本を探すなら>>【食育実践プランナーを独学するならこの本】代用できる！市販本でOK

仕事への役立て方は>>【食育実践プランナーは履歴書に書ける】仕事と求人・就職を解説