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【体にいい本物の醤油6選】健康・安全なおすすめ種類を全部買ってみた
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スーパーに行くと、たくさんの種類の醤油が並んで売られていて、体にいい醤油はどれなのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、健康的で体にいい、安全な醤油の選び方のポイント3つと、おすすめの醤油6つをお伝えします。一般のスーパーに全部あるとは限りませんが、もし見かけたら手に取ってみてください。
↑このブログ記事で紹介している醤油はすべて、実際に買って試しておいしかったものを紹介しています。よかったら参考にしてみてください。
記事の監修・執筆
栄養士 赤石美波
小学校教諭第一種免許状・中学校教諭第一種免許状・栄養士免許取得。栄養士の学校を首席で卒業後、保育園栄養士として勤務。食育活動や料理教室講師・セミナー講演・料理イベント開催など料理・食関連の仕事に従事。
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記事監修・執筆:栄養士 赤石美波
小学校教諭第一種免許状・中学校教諭第一種免許状・栄養士免許取得。栄養士の学校を首席で卒業後、保育園栄養士として勤務。食育活動や料理教室講師・セミナー講演・料理イベント開催など料理・食関連の仕事に従事。
体にいい醤油!健康でおいしく安全・選び方のポイント3つ
体にいい醤油を選ぶときのポイントはこの3つです。それぞれ順番に解説します。
- 原材料が「丸大豆・小麦・塩」のみで、国産表記
- 本醸造か、天然醸造と書いてあるもの
- 化学調味料や食品添加物が入っていないもの
選び方1:原材料が「丸大豆・小麦・塩」のみで国産表記
醤油を作るのに必要なものは、大豆と、小麦と、塩の3つです。
しかし、スーパーに行って醤油のパッケージを一つ一つ見ると、原材料が「大豆・小麦・塩」以外の食品添加物が入っている醤油もたくさんあります。たとえば、これらの食品添加物などです。
- ブドウ糖果糖液糖
- 調味料(アミノ酸等)
- カラメル色素
こういった食品添加物を入れる理由は、できるだけ短期間で、大量に醤油を作るためです。
2〜3ヶ月で作れるので、企業側は早くお金に変えられるというメリットがあったり、大量に醤油が欲しいという需要にこたえることができます。
一方で、大豆と小麦と塩だけを使い、昔ながらの作り方で醤油を作ろうとすると、長い時間がかかります。
実際に手作りで醤油を作ったところ、6ヶ月以上はかかりました。おいしくするためにまだ熟成中で、1年ほど置く予定です。
時間をかけて作った醤油は、長期間発酵・熟成されることで生まれるうまみや深い味わい・香りがあり、自然と色も濃くなります。
短期間で醤油を作る場合、長期熟成によるうまみが引き出せないため、味や色を食品添加物で補わないと、おいしい醤油に仕上がりません。
同じ見た目でも、食品添加物で無理やり醤油らしくしたものより、原材料が「丸大豆・小麦・塩」のみで作られた醤油の方が味に深みがあっておいしいです。ぜひ原材料名が「大豆・小麦・塩」のみで作られているものを選んでみてください。
大豆は国産100%が理想ですが、日本の食料自給率で大豆は7%と非常に少なく、大半が海外からの輸入大豆です。国産大豆100%の味噌はなかなか見つけるのがむずかしいと思いますが、もし見つけたら選んでみてください。
なお、「国産」と表記する場合は100%使用している場合にのみ書けるので、国産と記載があれば100%国産ということになります。
原材料の丸大豆と脱脂加工大豆、どっちがいいの?
醤油の原料に使われる大豆は「丸大豆」または「脱脂加工大豆」。
丸大豆の場合、醤油を作る過程で大豆に含まれる油が大量に出てくるので取り除く工程が必要になりますが、脱脂加工大豆はこの作業を省略できます。
しかし、脱脂加工大豆は、作られる過程で「ヘキサン」と言う有機溶剤(薬品)が使われている可能性があるので、なるべく丸大豆で作られた醤油を選びたいところです。
丸大豆で醤油をつくると、長い時間熟成している間に、大豆の油が醤油の中に溶け込んでいき、この油が、数値では測れない、まろやかな風味と深いコクを生み出すともいわれています。
醤油の原料の大豆と小麦は国産表記が良い
外国産の大豆や小麦は、遺伝子組み換えの可能性があるのに加え、「ポストハーベスト」と呼ばれる収穫された後に大量にかけられる農薬の問題もあるので、なるべく大豆も小麦も国産100%が望ましいです。
※大豆(遺伝子組み換えでない)と書いてあっても、今の表示制度では5%までなら遺伝子組み換え食物が混じっていても「遺伝子組み換えでない」と書けることになっています。
そのため、完全に遺伝子組み換えではないものを選ぶなら「国産100%」と書かれているものが良いでしょう。
>>【消費者庁】遺伝子組換え表示制度に関する情報
醤油を選ぶときは、原材料が「丸大豆・小麦・塩」のみで、できれば「国産100%」と書かれているか確認してみてください。
選び方2:作り方が「本醸造」または「天然醸造」
醤油の作られ方は、「本醸造」「混合醸造」「混合」の3つがあります。
日本で生産されている醤油のおよそ8割は「本醸造」でつくられています。
- 本醸造:原料に大豆や小麦、食塩水のみを使用。製造工程で早く発酵させるための酵素剤を入れても良い
- 混合醸造:醤油になる前の段階の「もろみ」にアミノ酸液を入れたもの
- 混合:絞った醤油にアミノ酸液を入れたもの
混合・混合醸造はアミノ酸液を加えていることが特徴で、アミノ酸液を入れるタイミングが異なります。
もろみの段階でアミノ酸液を入れて一緒に熟成させたものが混合醸造で、搾った醤油にアミノ酸液を加えたものが混合醤油です。
関東地方では、ほとんどの醤油が「本醸造」なので、関東地方に住んでいれば、スーパーですぐに見つけることができるでしょう。
天然醸造の醤油
醤油の作り方は本醸造がおすすめですが、さらにこだわるなら天然醸造が良いでしょう。
天然醸造とは?
本醸造の中でも、丸大豆と小麦を原料にして、発酵や熟成を人工的にすすめるための酵素や食品添加物を使わずに、自然の状態で置いて作ったものが「天然醸造」です。
本醸造も天然醸造も、醤油を作る原料は丸大豆・小麦・塩で同じです。
本醸造と天然醸造の違いは「発酵や熟成を人工的にすすめるための酵素や食品添加物を使っているか、いないか」。本醸造が酵素剤を使って良いのに対し、天然醸造は酵素剤の使用は禁止されています。
戦前は、醤油といえば「天然醸造しょうゆ」でした。
しかし、「天然醸造しょうゆ」は多くの手間と時間がかかるので、大量生産に向きません。今ではほとんど作られなくなり、日本では天然醸造の醤油は1%に満たないと言われています。
ぜひ、「本醸造」か「天然醸造」と書かれたものを選んでください。
選び方3:化学調味料・食品添加物が入っていないもの
醤油のうまみのもとになる「アミノ酸」は、時間をかけて発酵させなくても、大豆などのたんぱく質を、塩酸を使って分解すれば簡単に作ることができます。
しかし、人工的に発酵を早めて作られた醤油は、天然醸造の醤油に比べて味わいの深みに欠けます。食品添加物の中にはまだ歴史が浅く安全性が不確かなものもあり、100%安全とは言いきれません。
原材料欄をチェックして、「調味料(アミノ酸等)」や「カラメル色素」など、自然界にはないような名前のものが入っていないか、確認するようにしてみてください。
【まとめ】醤油を選ぶときは、この3つのどれが一つでも良いので、ぜひ意識してみてください。
- 原材料が「丸大豆・小麦・塩」のみで、国産100%
- 本醸造か、天然醸造と書いてあるもの
- 化学調味料や食品添加物が入っていないもの
体にいい醤油!健康的で安全な本物おすすめ6選
次は、体にいい醤油の中でおすすめ商品を紹介します。
迷ったらこれ!どんな料理にも使いやすい「井上古式醤油」↓
体にいい醤油(1)井上古式醤油
普段使いには、井上古式醤油がおすすめ。一般の醤油よりも大豆を2割増しで仕込むので、うまみや風味が格段に良いです。
原材料は「国産丸大豆、国産小麦、食塩」とシンプルで、食品添加物は入っていないので安心です。
↑私も持っていますが、醤油自体がうま味をもっているので、だしがなくても、煮物や魚の煮付け、タレなどがとてもおいしく仕上がります。
体にいい醤油(2)三ツ星醤油
三ツ星醤油は本みりんが入っているので、少し甘みがあります。食べてみたところ、お刺身にピッタリでした。
原材料は「丸大豆(北海道産)、小麦(北海道産)、食塩、本みりん」。食品添加物は使わず、きちんと発酵させて作られています。
「三ツ星醤油にしたら、ほかの醤油を買えなくなった」という人が続出するほど、この醤油のファンが多いんですよね。
↓私も取り寄せてみましたが、みりんが入っているので甘みがありおいしかったです。お刺身や納豆にかける用に使っています。甘い醤油が苦手な方は避けた方が良いかもしれません。
↓三ツ星醤油の醤油さしも、まったく液ダレしない上に、デザインもかわいらしく口コミで評判です。
体にいい醤油(3)大徳醤油
大徳醤油は、昔ながらの製法で作られた本醸造の醤油です。工場などではなく杉蔵で造られる伝統的な醤油で、手間と時間をかけて丁寧に作られているのが特徴。
↓実際に買ってみましたが、900mlと大容量でお得感がありました。
原材料もすべて国産のものを使用。どんな料理にも合う使い勝手の良い醤油です。普段使いにぜひ。
体にいい醤油(4)海の精 旨しぼり醤油
伊豆大島で作られている天然塩で有名な「海の精」の塩を使った醤油です。
私のまわりの栄養士も、このメーカーのファンが多くて、中には「塩が作られる様子を見学しに行った」友人もいます。
醤油は少し割高ですが、煮物や冷やっこ、お刺身など、なんでも合います。海の精のファンなら必見です。
原材料は国産大豆と有機小麦、塩の3つのみで、とてもシンプルです。
体にいい醤油(5)丸中醤油
こちらも伝統的な製法でつくられた醤油。時間をかけて発酵されているので体にいい成分がたくさん詰まった醤油です。
丸中醤油を実際に使った人からは「おいしさの次元が違う」「味見をしたら感激の嵐」などと驚きの声がたくさん。値段がやや高いですが、料理の味がおいしくなるので持っておくと便利です。
体にいい醤油(6)正金醤油
正金醤油は天然醸造。本物の醤油でおいしい料理を作りたい方におすすめです。
↓私も買ってみました。サイズが大きくずっしり重たいです。
木桶仕込みが売りの醤油で、杉桶の中でじっくり発酵・熟成されていて、まろやかで奥深い味がします。
ただ一つ注意点が…!口がキャップになっていて、開け口のまわりに醤油の液がたまりやすいので、毎回ふきとらなければいけません。とはいえこの現象は最初の使い始めの頃だけで、半分も使えば液漏れしなくなりました。
なお、私が全部の醤油を買った中で、(3)(4)(5)は瓶が大きかったので、醤油さしを買いました。
この醤油さしは楽天の口コミの通り、本当に液だれしないし、デザインもかわいいのでお気に入り。食卓に置いています。
調理用には少し大きめのガラスの方が使いやすいので、こちらを買いました。液だれせず助かっています。
減塩醤油・うすくち醤油・こいくち醤油の違い
名前をパッとみた印象では、うすくち醤油の方がこいくち醤油に比べて薄味のイメージがあるのではないでしょうか。
また、健康のためには減塩醤油が良いのではないか、と思っている方もいると思います。以下で解説します。
減塩醤油は、食品添加物が多いのでおすすめでない
減塩醤油は、味の薄さを補うために、化学調味料などの食品添加物が入っているものがあります。
「減塩」の名前のとおり塩を減らしているぶん保存がきかないので、保存料やアルコールを追加していることが多いです。
健康のために減塩醤油を選んでも、食品添加物がたっぷり入った醤油では逆に健康を害することになりかねないので、原材料の欄をチェックしてから買うようにしてみてください。
どうしても塩分を控えたい場合は、再仕込み醤油など塩分が少なめの醤油がおすすめ。濃口醤油の塩分濃度が16〜17%なのに対し、再仕込み醤油の塩分濃度は12〜14%です。
再仕込み醤油とは?
通常、醤油を作るときは大豆・小麦・(食塩水)が原材料です。
再仕込醤油は、食塩水のかわりに、完成した醤油を加えて醸造します。いったんできあがった醤油を食塩水の代わりに使い再び醸造させることから「再仕込醤油」と呼ばれています。
再仕込み醤油は塩分は少なめなのに味が濃いので、少ない量でも満足できるというメリットがあります。
「こいくち醤油とうすくち醤油は、うすくち醤油の方が塩分が低い」は嘘
こいくち醤油よりうすくち醤油の方が色が薄いので塩分が少なそうに見えますが、実はうすくち醤油の方が塩分が高いです。
濃口醤油の塩分濃度が16〜17%なのに対し、うすくち醤油の塩分濃度は18〜19%です。
うすくち醤油は、作るときに塩をたくさん入れ発酵や熟成をおさえて短期間で作るため、時間をかけて作る濃口醤油のように色が濃くなりません。
「塩分を控えるために、うすくち醤油を買っている」という方は、逆だと考えてみてください。
体にいい醤油!健康安全で本物の選び方:まとめ
結論、この3つのポイントを抑えていればOKです。全部はむずかしいと思いますが、どれか一つでも意識してみてください。
- 原材料が「丸大豆・小麦・塩」のみで、国産100%
- 本醸造か、天然醸造と書いてあるもの
- 化学調味料やアルコールが入っていないもの
原料にもこだわり昔ながらの製法で時間をかけて作られた醤油と、そうでない醤油の価格の差は大きいですが、払った価格だけのおいしさはあります。
良い醤油を選ぶと、料理も段違いにおいしくなります。ぜひ、醤油選びの参考にしてみてください。
迷ったらこれ!どんな料理にも使いやすい「井上古式醤油」↓
体にいい醤油(1)井上古式醤油
体にいい醤油(2)三ツ星醤油
体にいい醤油(3)大徳醤油
体にいい醤油(4)海の精 旨しぼり醤油
体にいい醤油(5)丸中醤油
体にいい醤油(6)正金醤油
醤油など調味料や食の勉強におすすめの本
調味料検定を受験した感想は「【調味料検定の難易度と勉強時間】テキスト問題集で独学してみた!合格率」をご覧ください。
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