健康で体にいい、安全な卵の選び方【栄養士おすすめ】

卵の選び方

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こんにちは。栄養士のminaです。

 

卵って栄養強化卵とか殻が茶色いものとかいろいろな種類があるけど、体にいい卵って結局どれがいいんだろう…?健康のことを考えて、ふだん使う卵を選びたいんだよね…。

 

こんなふうに、悩んだことはありませんか?

 

今回は、「健康的で体にいい、安全な卵の選び方」のポイント3つをお伝えします。

 

本記事のテーマ

健康的で体にいい、安全な卵の選び方がわかります。

 

記事の信頼性

栄養士 赤石美波

栄養士 赤石美波

 

栄養士の資格を持ち、料理教室の講師や、栄養士として現場で働いてきた経験のある私が、健康的で体にいい、安全な卵の選び方についてお伝えします。

 

 

読者さんへの前置きメッセージ

この記事を読んだあとは、健康的で体にいい、安全な卵の選び方について、普段の買い物にいかせる知識を身につけることができますよ。

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

 

健康で体にいい、安全な卵の選び方【栄養士おすすめ】

卵の選び方

健康で体にいい、安全な卵の選び方のポイントは、この3つです。

 

  1. 「放し飼い」「平飼い」で育てられた卵を選ぶ
  2. 「遺伝子組み換え・ポストハーベスト不使用」などと表示してあるもの
  3. ヨードやビタミンなどの栄養強化卵はあまり必要ない

 

 

それぞれ、順番に解説していきます。

卵の選び方1)「放し飼い」「平飼い」で育てられた卵を選ぶ

まず、ニワトリの飼い方を見てほしいです。

 

卵を産む親鶏の育て方は、大きく分けると「ケージ飼い」「平飼い(放し飼い)」の二つに分かれます。

 

 

ニワトリの飼われ方なんて、見たこともない方が多いと思いますが、

動画で「ケージ飼い」「平飼い」などと検索すると、たくさん出てきます。

 

 

 

日本では、約90%以上が「ケージ飼い」で、ニワトリを「ケージ」と呼ばれるかごで飼育しています。

 

 

 

写真をみるとよくわかるんですけど、ニワトリが羽も広げることができないくらいの狭いところに、密集してニワトリが飼われている状態です。

ケージ飼いのニワトリ

永光農園のホームページ画像より

 

ケージ飼いの中には、窓のない部屋もあります。

 

 

なんで、窓がないと思いますか?

 

 

ニワトリは朝になると卵を産む習性があるので、窓をなくすことでニワトリに1日の長さを勘違いさせて、

 

 

24時間よりも短いサイクルで、できるだけ早くたくさん卵を産ませるためです。

 

 

 

これで卵の生産効率があがって、卵を短い期間で、大量に作ることができるんですよね。

 

 

しかし、狭いケージの中で、動き回ることもできずに過ごすニワトリは病気にかかりやすいので、病気にならないための抗生物質(くすり)が混ぜられた餌を与えられます。

 

 

これだと、ニワトリは卵を作る機械みたいで、かわいそうな気がします…。

 

 

たしかに日本は土地も狭いですし、場所も確保できない、大量に安く卵を作らなくてはならない、生産者側の事情もあるとは思うんですけど、

 

 

ニワトリが本来の姿とはまったく違う状況で、狭いカゴに詰め込まれて機械的に卵を産み続けている絵が、なんかちょっと不気味だし、かわいそうだよな…と思ったりします。

 

 

ちなみにヨーロッパの方だと、動物福祉の観点から、ニワトリのケージ飼いは2012年から禁止されています。

 

 

 

最近は企業で「ケージ飼いの卵は使わない」と宣言しているところも多く、

 

スターバックスでも、2020年までに、鶏をケージに閉じ込めた生産を中止することを発表したそうです。

スターバックスが2020年までに世界中の直営店でケージ飼育の卵を廃止することを発表

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000033124.html

 

 

 

ケージ飼いについてはだいたいイメージができたでしょうか?

 

 

 

もう一つの育て方が、「平飼い」です。

食材に気を遣っている方なら、聞いたことがある方も多いかもしれませんね。

平飼いのニワトリ

永光農園のホームページ画像より

 

平飼い(ひらがい)は、ケージを積み上げてニワトリを飼うケージ飼いに対して、文字通り「平ら」に「飼う」という意味で、

 

ニワトリを地面に放して飼う育て方のことです。

 

 

「放し飼い」も同じようなニュアンスだとは思います。

(屋外で育てるのが放し飼いで、屋内で育てるのが平飼い、と聞いたことがあります)

 

 

 

平飼いだと、ニワトリは羽を広げて、自由に動き回ることができるので、病気にもかかりにくいです。

 

 

(中には平飼でも、狭いスペースの地面にぎゅうぎゅうにニワトリを詰め込んで飼っている場合もありますが…。

気になる方は、生産者の情報をネットで調べてもいいかもしれませんね。)

 

 

 

 

平飼いは広い土地も必要ですし、育てるのに手間がかかります。

 

 

 

ケージ飼いに比べて生産効率が悪く、卵の価格も割高になりますが、

せっかく食べるなら、健康なニワトリが産んだ卵が食べたいですよね。

 

 

これで、卵を選ぶときのポイント一つ目

「放し飼い」「平飼い」で育てられた卵を選ぶ

はクリアしましたね。

 

 

 

次に、卵を選ぶポイントの2つ目が、えさです。

 

2)「遺伝子組み換え・ポストハーベスト不使用」などと表示してあるもの

平飼い卵

「ケージ飼い」のニワトリは、ほとんどの場合、トウモロコシや、大豆のカスなどです。

 

 

この餌が怖いのが、海外から安く仕入れた、遺伝子組み換えの、農薬たっぷりのトウモロコシを使っている可能性がある、ということですね。

 

 

スーパーの特売卵で、すごく安くて、特にエサについて触れていなかったら、多分当てはまると思います。

 

 

 

エサにこだわっていることは、生産者としてもアピールしたいポイントなので、

卵のパックに目立つように書いてあることが多いです。

 

 

 

ぜひ、「遺伝子組み換え・ポストハーベスト不使用」などと

書かれている卵を探してみてください。

 

 

 

前は自然食品店か通販にしかありませんでしたが、

最近は普通のスーパーでも、平飼いで、エサの明記もしてある卵を見かけるようになったので、きっとあると思いますよ!

 

 

 

3)ヨードやビタミンなどの栄養強化卵はあまり必要ない

健康的で体にいい、安全な卵の選び方

よく、何かの栄養素が高いことを強調して書いてある卵がありますが、

 

これらの栄養素は他の食べ物からも十分にとれますし、人工的に何かを加えたものって何か不自然じゃありませんか?

 

 

 

 

あとは、卵の黄身の色が濃いほど栄養がありそう!と思っている方がいるかもしれませんが、

栄養素の量に、黄身の色が濃いか薄いかは関係ありません。

 

 

 

黄身の色がオレンジなのは、ニワトリのエサにパプリカパウダーか、赤い着色料を使っているからです。

 

 

 

黄身の色を濃くして栄養があるように見せたい上に、消費者もそれを求めているので、

黄身の色がオレンジ色の卵をよく見かけますが、

本来、黄身の色は薄い黄色(「レモンイエロー」とか言われます)をしています。

 

健康的で体にいい、安全な卵の選び方の3つのポイントまとめ

健康的で体にいい、卵の選び方
  1. 「放し飼い」「平飼い」で育てられた卵を選ぶ
  2. 「遺伝子組み換え・ポストハーベスト不使用」などと表示してあるもの
  3. ヨードやビタミンなどの栄養強化卵はあまり必要ない

 

 

料理によく登場する卵。

 

食べる機会も多いからこそ、

安全なエサを食べて、平飼いでのびのびと育ったニワトリが生んだ卵を食べたいですよね。

 

 

 

こだわりを持ってニワトリを育てている生産者を応援するためにも、「育て方」「餌」にこだわった卵を選びたいですよね。

 

 

ぜひ、卵を選ぶ時の参考にしてみてくださいね。

 

 

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